
40代になって生理周期が乱れたり、量が増えたりするようになった私。周期の乱れは比較的対応しやすかったのですが、問題は量が増えたこと。特に仕事で長時間集中するときや夜などに、ナプキン交換が間に合わず漏れてしまうことが増えました。そんな中、月経カップを使ってみたらとても快適に。月経カップを使ってみた体験談を紹介します。
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40代に入ってから生理が不安定に

30代までは生理周期も量も安定しており、生理について特に悩むこともなかった私。
それが40代に入って、まず生理周期が不安定に。周期が短めになり、3週間ほどで次の生理が来ることも。調べてみると、更年期前の症状としてよくあることだそうです。納得はしたものの、次は生理の経血の量が多めになりました。特に1~2日目の量がぐっと増えたのです。
これには仕事で長時間座っているときや、週末の夜など長めに寝たいときなどに困りました。ナプキンをこまめに交換したり、大きめサイズを使ったりするものの、量が多いと肌も刺激を受けやすく、ストレスも増加。それでも、生理は自分でコントロールできるものでもないと諦めていました。
そんなとき、月経カップのプレゼント企画に出合いました。月経カップは体内に挿入して経血を受け止める生理用品と知り、興味を持って応募したところ当選。運良く月経カップを入手したものの、いざとなると尻込みしてなかなか使えず、最初の2カ月ほどは月経カップを横目にいつもの紙ナプキンを使う……という生理期間を過ごしていました。
思い切って月経カップを使ってみたら

ところが生理2日目のある週末、「やっぱり週末の夜はゆっくり寝たい!」という欲求が湧き上がり、思い切って月経カップを使ってみることに。週末で時間にも心にも余裕があったので、まずは月経カップについてのネット記事を大量にチェック。使用された方の体験談などをしっかり頭にインプットして、40代にして初の月経カップ使用に臨みました。
まずは説明書にある通りに月経カップを電子レンジで煮沸消毒。これが面倒だと思っていたのですが、やってみると意外と簡単でした。そして、いざ月経カップを体内に挿入。多くの体験談で目にしていたように、私も最初はなかなかうまくできませんでしたが、「リラックスして思い切って挿入したほうがうまくいく」との記事を思い出し、力を抜いてグッと深めに入れてみると成功! やはり何ごとも思い切りが大事だと実感しました。
その後は、足の間に何かが挟まっているような軽い違和感はあるものの、痛みなどはまったく感じず、夜もぐっすり眠ることができました。私の月経カップは「最大12時間装着可能」と明記されているものなので、朝まで漏れを気にせず眠れて快適でした。