すね毛、脇毛、VIOが気になる…お金も時間も余裕がない私がたどり着いた脱毛方法は【体験談】
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顔のスキンケアは一生懸命、でも首は……? 首の皮膚は顔とつながっているのにあまりケアしていない、という方も多いのではないでしょうか。その結果、シワとして歴然と出てくるのが40代、50代。普段は気が付かなくても写真を見たときに衰えに気付くということも。そこでアンチエイジング専門医の黒田先生に首のシワとケアについて聞きました。
教えてくれたのは…
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
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顔はもちろん気になるのですが、首は顔よりもシワが目立ちやすいように感じます。なぜでしょうか。
「首は顔よりも生活習慣の影響が出やすいパーツかもしれません。でも、そもそもは加齢によるたるみが原因。ですから、たるみの原因となる乾燥や紫外線、摩擦などのダメージから守ることでシワが増えることを予防できます。
一度できたシワを元に戻すことは難しいので、これ以上増やさないようにケアすることが大切です」(黒田先生)
首には横と縦のシワがある気がするのですが……。
「大きく分けると縦ジワ、横ジワ、ちりめんジワがあります。いずれも加齢が原因ですが、横ジワは若い人にも見られます。首のシワはスマホの使い方や使用する枕など、生活習慣による影響が大きいです。
最も多い縦ジワの主な原因は、加齢によるたるみです。
フェイスラインからたるんだ皮膚が首に寄り集まってシワになっているのです。それに加えて肌のハリや弾力が低下している影響で、シワが刻まれやすく目立つのです。
加齢以外では、1カ月に3~5kgくらい減量する急激なダイエットもシワの原因になります。体重が減るスピードに体の組織の変化が付いていけず、余った顔の皮膚や皮下組織がたるんで首にたまり、縦ジワになることがあります。
また、ちりめんジワは肌のキメが乱れることで生じやすくなります。気温や湿度が低い状態が続くことで肌表面の水分が失われて乾燥したり、紫外線に当たって日焼けしたりすることが原因となります」(黒田先生)
首のシワは増えないように予防することが大事、ということですが、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。
「とにかく、首をこするような行為はNGです。
やりがちなのは、体を洗うときに首をボディタオルでゴシゴシ洗う行為。肌に摩擦を与えるとバリア機能がダメージを受けて、乾燥などのダメージから肌を守れなくなります。首は洗浄剤の泡でやさしく洗うようにしましょう。
また、マッサージは血行を良くしますが、おこなうときはオイルなどをたっぷり塗って摩擦が起こらないように気を付けましょう。
そして、首にシワが寄るような姿勢もNGです。
ありがちなのは、長時間うつむいてスマホやパソコンに向かう姿勢。ハリや弾力が低下した肌に同じ負担をかけることで、シワが刻まれてしまいます。同じ理由で高い枕を使って寝るのもNGです。できれば枕はないほうが良いですが、使う場合は低いタイプを選びましょう」(黒田先生)
逆にやっておくと良いことは何でしょうか。
「乾燥が大敵なので保湿はしっかりおこないましょう。顔と同じように首もケアするのが基本です。洗顔したら化粧水を付けますが、首にも化粧水を付けて。パックをするときはついでに首もパックすると良いですよ。寒い季節は冷気が当たらないようにマフラーをしたりタートルネックやハイネックの服を着たりしても良いですね。冷えを防いで血流を良くすることも大切です。
また、紫外線も首の肌には大敵です。日焼け止めを塗るときは顔だけでなく首にもしっかり塗りましょう」(黒田先生)
最後に、できてしまった首のシワへの対策はありますか。
「一番効果が高いのは、やはり美容医療だと思います。首のシワ部分にヒアルロン酸やコラーゲン生成を促すブースター薬剤などを注射で直接注入します。毎日のスキンケアはもちろん大切なのですが、注射での注入は皮膚の深いところまで作用するので効果は高くなります」(黒田先生)
対策としては美容医療が効果的、ということでしたが日ごろからのインナービューティも大切、というお話でした。ビタミンやコラーゲン、アミノ酸など肌に良い成分を含んだ食品をバランス良くとることも有効、ということでした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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取材・文/岩崎みどり(51歳)
ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。
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