更年期の50代、やめられないおやつ&スマホを味方に!新習慣の作り方【体験談】
更年期に入り、仕事や家庭の忙しさに加え、ホルモンバランスの変化で体調の波に悩まされることが増えました。疲れやすく、イライラも増加。リラックス法として「呼 …
ウーマンカレンダー woman calendar
定期健診のお知らせに、「骨密度検査」のオプションを見たことはありませんか? よくわからないし、まだいいかなと受けていない人もいるのではないでしょうか。そこで骨密度と閉経との関係、いつから受けるといいかなど産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。
教えてくれたのは…
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。
★関連記事:見た目の老化&骨粗しょう症を防ぐ!今すぐ骨の強化のためにやりたいこと【医師解説】
骨は肌と同じように新陳代謝で日々生まれ変わっており、骨吸収(古くなった骨を壊す働き)と骨形成(新しい骨をつくる働き)のバランスが取れて丈夫な骨を保つことができます。
しかし、閉経で女性ホルモンのエストロゲンが減ると骨吸収の働きのほうが盛んになり、骨密度が低下。骨密度が低下して、ちょっとした衝撃でも骨折しやすくなる病気を骨粗しょう症と言います。
「骨粗しょう症は転んだだけ、ぶつけただけで骨折したと、50代以降に症状が出てから骨密度検査をして判明することがほとんど。ですが、40代後半からは、年に1度は定期健診のオプションなどを利用して骨密度検査を受けておくと安心です。自分の骨密度を知り、年齢とともにどう変化するのかを知っておいてほしいと思います。検査で治療が必要となれば保険適用になり、折れにくくするケアができます」(駒形先生)
骨粗しょう症は、初めは痛みがなく、骨がもろくなっていても気付かないまま進行することが多いので、「静かな病気」ともいわれています。しかし、1度骨折すると悪循環に陥ると駒形先生は言います。
「骨粗しょう症で一番折りやすいのが股関節の大腿骨です。重症だと人工関節をつける大手術を受けないといけなくなります。長期のリハビリもしないといけません。しっかりリハビリしないとバランスを崩しやすくなり、また転んで骨折、いう例も少なくありません。ほかにもちょっとぶつけただけで小指を骨折、肺炎になりせき込んだとき肋骨を骨折、という例も多いです。
ただ、閉経するとすべての人が骨折しやすくなるというわけではなく、個人差があります。閉経時期が早い人は骨粗しょう症のリスクが早く訪れるので、特に注意してほしいですね」(駒形先生)
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
「更年期症状」と検索すると、必ずといっていいほど出てくる自律神経というキーワード。そもそも自律神経とはどういうものなのでしょうか? 自律神経が乱れるとどうなるのか、更年期症状との違...
続きを読む40代、50代に増える薄毛や抜け毛の悩み。鏡に映ったつむじを見て「もしかしてハゲてきている?」と心配になることも。人には相談しにくい更年期世代女性の抜け毛と薄毛について、産婦人科医...
続きを読む漢方薬局というと、私にはずっと子宝相談のイメージがあって、入るのに抵抗がありました。しかし、40代となって風邪が治りにくくなったことから、ついに漢方薬局を訪問。漢方の効果に驚きまし...
続きを読む更年期になると、いろいろな病気が心配になりますが、特にがんは気になる病気ではないでしょうか。中でも女性なら、婦人科系がんは気になる病気の1つ。今回は、婦人科系がんの中でも死亡率が高...
続きを読む心臓病は閉経後の女性の身に起こる病気の1つ。その中でも話題なのが「微小血管狭心症」という患者の7割が女性だとされている狭心症です。医学界でも注目されている「微小血管狭心症」について...
続きを読む更年期に入り、仕事や家庭の忙しさに加え、ホルモンバランスの変化で体調の波に悩まされることが増えました。疲れやすく、イライラも増加。リラックス法として「呼 …
閉経後に出血があると、「もしかして閉経じゃなかった?」と思ってしまうかもしれません。けれど、不正出血はさまざまな病気の初期症状であることも。そこで、閉経 …
更年期になると、いろいろな病気が心配になりますが、特にがんは気になる病気ではないでしょうか。中でも女性なら、婦人科系がんは気になる病気の1つ。今回は、婦 …
今まで冬は手足が冷たくて眠るまでに時間がかかる日も少なくありませんでした。しかし、寒い日であっても夜中に寝具内がとても熱くなり、寝汗で目が覚めてしまう機 …
日本人女性の閉経の平均年齢は50.5歳ですが、自分は平均より遅いのか早いのか、気になったことはありませんか。そんな、閉経年齢が気になる人からはさまざまな …
生理のたびに起こる生理痛。もともとそんなにひどいわけではありませんでしたが、40代になって悪化してしまいました。寝込むほどつらくなった生理痛が、病院の処 …
更年期は体がいろいろと変化する時期。尿は健康のバロメーターの1つですが、更年期になってから今までとちょっと違う、と感じたことはありませんか。今回はその中 …
30歳ごろ、生理不順やホットフラッシュといった若年性更年期障害を経験。そして40代で再び生理周期が体調によって変化し、2カ月以上ないことも。そんな状態が …