「私だけ浮いている…!」ドレスコードの自分基準が甘かった!?私の赤面エピソード【体験談】
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若いころは友人と外食やコンサートに行くことが多かったのですが、出産を機に、子育ての合間にわずかにできるひとりの時間を有効活用しようと、「おひとり様」活動をスタート。するとさまざまなシーンでおひとり様が有利なことに気が付いたのです。アラフォーにしておひとり様にハマった理由についてお話しします。
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友人の数は多いほうではありませんが、学生時代から一緒にカフェに行ったり外食に行ったりコンサートに行ったりして、友人と一緒に過ごす時間が好きで、どこかに行こうと自分から誘うことも多かったです。趣味で推し活もしており、推し活仲間と一緒にライブ会場でグッズを購入し、ライブも一緒に見る、ということが当たり前でした。
今でこそスマホなどで持て余した時間を過ごすことはできますが、若いころはまだスマホやタブレットというものがなく、ひとりで時間をつぶすことがとても苦手でした。友人との待ち合わせで時間があるときなど、どうしてもひとりで時間をつぶさないといけないときは、本を読んで過ごしたりしていました。
結婚してからもやはりひとりで時間をつぶしたり、ひとりでどこかに行くのは得意なほうではなく、夫の晩ご飯が不要なときにも、外でひとりでごはんを食べて帰ったりせず、さっさと家に帰って家で落ち着いて晩ごはんを食べるほうが気分的にラクでした。
そのため、ひとりでごはんを食べたりコンサートに来ている人を見ると、「私はひとり行動は無理だな……」と思っていました。
39歳のときに出産し、子育て生活がスタートすると、あれだけ苦手だったひとり時間が欲しい……と心の底から思うようになりました。常にわが子と一緒の生活は、幸せなことでもありますが、コーヒーを飲もうとしたら泣き声が……少し昼寝しようと思ったらまた泣き声が……と、息つく暇もない日々が続きます。
夫はたまにはひとりで過ごせば? と時間をくれることもありましたが、「おむつのストックどこ?」「ミルクを飲まないんだけど」とSOSが送られてきて、結局帰宅しないといけないはめに。
やがて子どもがプレスクールに通うようになり、1日3時間ほどですが、ようやくひとりで過ごせる時間が取れるようになったのです。私はわずかな時間を使って、それまで調べていて行きたかったお店にひとりでランチに行くことにしました。
時々ママ友にランチに誘われることもありましたが、ひとり行動ならそのときに食べたいもの、好きなものを食べられる、大盛でも気にせず注文できる、とひとりランチの醍醐味を一度味わうと、次第にひとりで過ごすほうがラクに感じるように……。
また、ひとり時間を使って、子連れでは行けない大好きなカレーの名店を巡ることにもハマってしまったのです。カレーのお店はサッと食べてサッとお店を出られるという点でひとりのほうが行きやすく、ひとり時間を使ってカレー屋巡りをすることが子育ての合間の楽しみとなりました。
子どもが生まれて、ひとり行動はなんてラクなんだろう! と40歳を過ぎて実感した私。行列ができるお店でもカウンターが空いていたら先に通してもらえるし、周りのペースを気にせず過ごせるしと、すっかりおひとり様の行動にハマってしまったのです。
そして子育てが少し落ち着き、趣味の推し活にも復活できるようになりました。以前は、推し活仲間の友人と一緒にチケットを取ってライブに参戦していました。しかし、「どの公演に行く?」「チケットの申し込みどうする?」「ライブ当日は何時にどこで待ち合わせる?」「グッズどうする?」といった誰かと行く際の一連の流れが面倒になり、もうひとりで参戦しちゃおう! と、ひとりでライブに参加することに。
すると偶然なのか、なんと自分の推し活人生の中でもかなり良い席を当ててしまったのです。ライブ当日は周りは2人、3人で参加している人たちがほとんどでしたが、ひとりでいることがまったく苦にならず、自分のペースで行動してライブも楽しむことができました。
若いころは苦手だったひとり行動ですが、子育てを通じてひとりで過ごす時間がとても貴重になったことを実感しました。今は仕事をしていてひとりの時間はなかなか取れませんが、それでもたまに取ることができるときは、おひとり様のひとときを満喫しています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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