「オールインワンのはずが…」潤い不足の50代の肌事情ホントのところ #アラフィフの日常 207
フェイスパックしていますか?私は洗顔後にフェイスパックをのせて5分ほど置いて、って感じで毎朝の習慣になっています。 私が使っているフェイスパックがオール …
ウーマンカレンダー woman calendar
病院ではまず問診をして、その後に触診。すると、先生は触った瞬間「大腸ポリープですね。これは手術になるなぁ」 とひと言。
詳しく診てもらうために大きな病院への紹介状をもらい、その足で専門医がいる総合病院へ向かいました。そこでも同じく問診から触診の流れ。すると触診をした先生が「がんの可能性が高いと思います」と言ったのです……!
先生の話によると、本来大腸ポリープは腸壁の表面にポコッとできるもので、触ると動くそうです。夫のポリープは触っても動かず腸壁の内部へと進行しているとのことでした。
大腸ポリープは、進行すると悪性の腫瘍に変わってがん化することが多いそう。「さらに詳しく調べますが、いずれにせよ手術になるでしょう」 と言われてしまいました。
思いも寄らない診断結果で付き添っていた私も顔面蒼白。え、がん告知ってこんなにサラッとされるもの? よくドラマで見る、別室に連れて行かれて「話があります」 ではないんだ! と頭の中でプチパニック状態でした。夫はというと、私に飲み物を買ってきてくれるほど冷静だったので驚きました。
そして内視鏡検査やがんの有無や転移を調べるPET検査の結果、ポリープはがんの可能性が高く、夫の場合は肛門に近いため、直腸がんとの診断結果が出ました。
夫の直腸がんは、肛門から約3cmの箇所にあるそう。あと5mm肛門に近い箇所にあったら、一生ストーマ(人工肛門)生活になるところだったみたいです。担当の先生は、「なるべくがんの周りの細胞を傷つけないように取りますから」 と言ってくださり、安心したのを覚えています。
その後、約9時間にも及ぶ大手術は無事成功! 手術を終えて出てきたときの夫は見たことがない顔をしており、今でも忘れられません。
手術の際に患部を実際に見てみると、夫の大腸がんは肛門のすぐ下のリンパ近くまで進行していたそうです。そのため、深層部まで細胞を取り除くこととなり、肛門へのダメージも大きくなってしまいました。
その結果、術後の半年間はストーマを付けて生活することに。その期間は、慣れないストーマの交換に悪戦苦闘!
おなかに力を入れ過ぎると脱腸してしまうため、夫婦で協力しながら日常生活を送っていました。半年後には予定通りストーマを取るため部分麻酔による再手術がおこなわれ、ようやく元の生活に。
夫が35歳という若さで直腸がんになってしまった原因を探ってみると、どうやら生活習慣と食生活に問題があったそう。当時子どもがおらず、飲み食いが大好きな私たちは、好きなときに好きなだけ飲んだり食べたりしていました。
そのせいか、もともと細かった夫は直腸がんになった当時太り気味になっていました。再発させないためにも何とかしなければ……と夫婦ともどもこれまでの不摂生を反省し、ネットや本から多くの情報を集め、生活習慣と食生活を改めました。
毎日のように飲んでいたお酒は週末のみ。夜型生活だったのを朝型生活に変え、食べ物や調味料はできるだけオーガニックのものを選ぶようになりました。 また、腹八分目を意識して、おなかいっぱい食べないように気を付けることで過食を抑制。
質の良いものを腹八分目まで食べるようにしていたので、夫婦共々少量で満足するようになりました。お陰で太り気味だった夫は10kg以上体重が減り、健康的な体へと変わったのです。
そして、生活が一変してから5年たったつい先日、何の異常も見られず無事がんは完治! ただし、出血や、肛門の痛みからは解放されたものの、直腸を3分の2も切除したため、今でもたびたび排便を我慢できない苦しさを味わっています。
今後も定期的な検査はしていきますが「いつか再発するのでは……」という不安からは少し解放されたように感じます。今回の一件で夫婦共々、改めて生活習慣や食生活の見直しと、早めの病院受診の大切さを実感している日々です。
今回の出来事は、今となっては私たち夫婦が生活習慣を見直す良いきっかけだと思えています。おかげでがんが完治した今は健康的な食生活を楽しめるように。とはいえ、完治しても再発への不安はずっと消えません。その不安を払拭するためにも、健康を意識することを忘れてはいけないな、と思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)
消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。
マンガ/山口がたこ
★関連記事:父が大腸がんに…父の介護からみとりまで「精一杯やり切ったと思っても」後悔の念に駆られ【体験談】
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガ。 アラフィフのおーちゃんには、70代と80代の両親がいます。そんな両親は夫婦として58年間...
続きを読む私は長年ワンオペで義母を介護してきました。負担が大きいと何度も夫に相談しましたが、彼は無関心。協力してくれたことはありませんでした。そうして10年が過ぎたある日、義母が他界。「母さ...
続きを読む私は5歳の息子と夫と3人暮らし。飲み会ばかりで家族のことは二の次という夫に不満が募っていたある日、私と息子が同時に高熱を出してしまいました。夫に体調不良を訴えてSOSを出したのです...
続きを読む私は50代後半の元バリキャリ。たまった資産を元手に現在は退職し、山で隠居生活を満喫中です。さらに、1人息子の結婚が決まって胸をなで下ろしました。ところが、会社で知り合ったという嫁に...
続きを読む専業主婦の私は、20年連れ添った夫から離婚を宣言されました。男尊女卑で傍若無人、高圧的な夫は長いこと不倫をしていて、その相手と再婚するのだとか。私が泣いてすがると思っていた夫でした...
続きを読むフェイスパックしていますか?私は洗顔後にフェイスパックをのせて5分ほど置いて、って感じで毎朝の習慣になっています。 私が使っているフェイスパックがオール …
目次 1. おしゃれなカフェで刺激臭が 2. 店内のお客さんもザワつき始め… 3. においが与えるインパクト 4. まとめ においが与えるインパクト 時 …
目次 1. このにおい、何!? 2. 頭の中がにおいに支配 3. においの影響ってすごい… 4. まとめ においの影響ってすごい… 翌朝、彼が「昨日、疲 …
目次 1. 義実家に手土産と手紙を渡していた 2. 義実家から返事がない!? 3. 夫に聞いてみると… 4. まとめ 夫に聞いてみると… そんな中、ふた …
目次 1. 嫌みを連発 2. 祝賀パーティーでも… 3. 社長の決断 4. 驚きの新事実 5. これぞ大逆転! これぞ大逆転! しかし、祖父は冷静に言い …
最近すぐむせるし、なんだか飲み込む力が弱くなってきたな〜とはうすうす感じていたのですが……。今回、薬が喉の奥に引っかかってしまって、めちゃめちゃ焦りまし …
目次 1. 姑からの激しい嫌がらせ 2. 家族旅行の当日に 3. まさに因果応報 まさに因果応報 義母は、「今すぐ空港に持って来い!」と激怒。しかし私は …
目次 1. 田舎家族に根付く男児至上主義 2. 口は出すが金はださない義両親 3. これほど男の子にこだわるなんて… 4. まとめ これほど男の子にこだ …