「口元に線が?」40代が気付いたほうれい線。お金をかけず対策してみた【体験談】
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更年期は、閉経を境に前後5年、10年間を指します。急激な女性ホルモンの低下や不安定な女性ホルモンの分泌から来る更年期症状、その症状が日常生活に支障を来すようになった更年期障害についての体験談を紹介します。
肌の乾燥で化粧のノリが悪く、頬もだんだん垂れ下がっているのが気になっていました。当時は冬だったので乾燥しているからだと自分を納得させ、もう年だからと諦めかけていました。しかしその後、体調不良もあり婦人科の診断を受けたところ、肌の乾燥やたるみなどは加齢によるものもあるが、更年期症状の1つであることもわかりました。私の肌の症状が更年期症状であるとわかるまでをお話しします。
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年を取るにつれて肌の潤いは徐々に失われていくものだと思っています。しかし、私の場合には顔から大量の汗をかいているのに、その顔の肌自体は乾燥して汗でヒリヒリするという今までにない状態でした。
それまで長年使用していた化粧水や保湿クリームが合わなくなり、それらをたっぷりつけても次の日には肌が粉をふいている状態。まるで砂漠に水分や油分である化粧水やクリームを与えているようでした。
なんとかしよう!と思い、少し保湿力が高いクリームを購入してみましたが、それも無駄に。逆に肌に合わないのか、余計にひどくなってしまったのです。
肌の乾燥も大変ですが、私が一番ショックで落ち込んだのは乾燥とともにたるんできた肌のハリです。ライフスタイルや食事にも気を付け、今までと変わらない生活をしているはずなのにもかかわらず、肌のハリは失われていく一方でした。
加齢現象だと思っていても、同じ年齢の友だちはまだ肌にハリがあって若々しいのに、私は頬が垂れてきて、近いうちにブルドッグ状態になるのではと、暗たんたる気分で毎日を過ごしていました。友だちに教えてもらった顔のたるみ予防体操や顔マッサージも、効果が出ているのかどうか自信が持てず、このまま年を取っていくのかと半ば諦めの境地にいました。
肌の乾燥やたるみは、加齢だと諦めて日々を過ごしていましたが、発汗・ほてり・イライラなどの他の症状もあり、長年行っていなかった婦人科を受診することにしました。
さまざまな検査の結果、私の体調不良は軽度の更年期障害だとの診断。また肌の乾燥やたるみは加齢もありますが、軽度の更年期障害を引き起こした女性ホルモンの低下により肌の弾力性を作り出しているエラスチン、コラーゲン、ヒアルロン酸などが減少してしまうため、それらも少なからず影響しているのではないかと伝えられました。
さらに、処方薬や食生活などで改善するのではないかという医師からアドバイスを受けました。その後、医師から処方された大豆イソフラボン活性代謝物サプリメント「エクオール」や、肌の乾燥やハリに効くといわれている豆乳、キャベツ、アボカドなどを意識してとる方法で、肌の乾燥は1週間ほどで治りました。
一方、すぐに改善しなかったのは肌のたるみです。更年期症状ばかりではなく、加齢もあるのだからしょうがないと思いつつも、医師の言葉を信じ、意識して女性ホルモンの分泌や肌の再生に効果的と言われている食べ物をとり続けました。地道な努力が必要でしたが、1カ月半ほどで前よりもたるみが目立たなくなりました。
加齢だと思い込み、もう諦めていた肌の乾燥とたるみは、加齢と更年期により女性ホルモンが減少したために引き起こされていた更年期症状が同時に来たためだったと判明。このとき初めて肌のトラブルは肌の問題だけでなく、他の要因からも引き起こされるのだと知りました。
婦人科で体調不良と肌トラブルが改善し、ブルドッグになる不安も以前より減り、肌の状態もかなり良くなりました。加齢は誰にでも起こり徐々に肌の乾燥やハリは失われていくと思いますが、これからも肌の乾燥やハリとうまく付き合っていこうと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院 綱島女性クリニック院長)
日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
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