「毎日食べすぎていた」夫が2週間で5kg減!炭水化物抜きダイエットで気付いた食習慣の盲点
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40代になってから、体のいろいろなところに徐々に加齢を感じるようになっていたものの、気付かないふりをしていた私。しかし、ここ最近ずっとはいていたゴム付きのラクチンパンツから、久しぶりにボタン付きのスキニージーンズにはきかえると……キツイ。でも、なんとか入ったしボタンも留められたから……と1 日はき続けた夜に、私は体型の変化と向き合うことになったのです。
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夜、お風呂に入ろうと脱衣所で子どもたちと服を脱いでいたときのこと。たまたま居合わせた夫が私を見るなり「どうしたの、そのおなか!」と驚きの声。子どもたちも私のおなかにくぎ付け。鏡を見ると、無理して1日はいていたスキニージーンズの跡がくっきりできていました。
おなかにできた赤いラインがえぐれたように残っており、焦った私はずっと避けていた体重計に渋々乗って青ざめました……。最後に量った半年前より、なんと3kg増えていたのです! こうして、急激に太ったことを認めざるを得なくなった私は、ダイエットすることを決めました。
とはいえ、過度な運動や食事制限は続かないことが目に見えていたので、どうしようかと悩みました。そこで、まずはお決まりのウォーキングから始めてみることに決めました。するとジョギング通の夫から、「それなら試してみたら」と提案されたのが次の方法でした。
【1】歩くのと同じペースでゆっくりジョギングをする。
【2】疲れたら、歩幅を大きめにして歩く。
【3】止まりたくなったら止まって、手足を曲げ伸ばしして簡単なストレッチをする。
【1】~【3】を繰り返す。
次の週末、早速公園へ。隣で歩き始めた子どもたちとさほど変わらないペースでジョギングをし、疲れたら大股で歩き、立ち止まったらストレッチ……というのを繰り返していきました。最初は20分続けられたら良いかなと思っていたのですが、体を動かしている割には進むペースが遅いので、周りの景色に目を向けながら飽きずに歩けました。
気付けば初回で40分以上も歩け、終わってもそれほど疲労感はないのに、汗がどんどん出てくる状態にビックリ。気を付けたことといえば、歩いている途中腕を大きく振ることくらいで気軽にできました。
1回40分を目安に平日は近所を歩き、休日は公園で気分を変えながらできるだけ毎日進めていきました。しかし、ウォーキング開始から2週間。毎日体重計とにらめっこするものの、なかなか体重が落ちないのです。よくよく考えると、そこには大きな落とし穴がありました。
ウォーキング後、良い汗をかいて達成感に満ちた私は、いつもよりごはんがおいしく感じ、気付かないうちに多く食べていたのです。そこで、食事も気にかけることにしました。
まずは1日3食をしっかりとって間食をできるだけしないこと。それと、食べる順番に気を付けること。特に夕食では、食物繊維が豊富なサラダを作るようにし、最初にサラダ、汁物を食べてからおかず、最後に主食となる炭水化物を食べることにしました。
サラダによくかむ食材を入れたり、汁物は具だくさんにしたりと工夫していくと、主食の炭水化物を食べる量が少しずつ減っていきました。食事に気を付けてさらに2週間、ようやく体重が減ってきました。そして、久しぶりにスキニージーンズをはいてみると……無理せずボタンが留められたのです!
40代になり、見た目の変化や体力の衰えから加齢を感じ、本当はずっと気になっていた体型のこと。でも、日々の生活に追われ目の前のことをこなすのに精いっぱいで、自分のことが後回しになりがちでした。今思うと、太ったことを家族に見つかっていなかったらダイエットを始めていないかもしれません。どんなことでもきっかけが大事で、それをどう捉えるかによって変わってくるのだなと思いました。
それに、体型の悩みと向き合ったことで、久しぶりに自分のための時間が持てた気がしてなんだかうれしくなりました。自分の体型と向き合うことって、自分を大切にすることなのかなと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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