不調を感じる更年期の今こそ太極拳。その魅力を再発見!【体験談】

不調を感じる更年期の今こそ太極拳。その魅力を再発見!【体験談】

中国の朝の公園で、多くの方が太極拳を楽しんでいるのをよく目にします。そのゆったりとした動きに憧れて、30代半ばに太極拳を始め、約5年間、教室に通いました。しかし、残念ながら予算的に厳しくなり断念。その後、40代終わりころ、太極拳の動きも少し忘れかけていたのですが、心身ともに更年期の変調を感じていたので、家でふと太極拳の動きを試してみました。すると、動作の意味も含めて、驚くほどしっくりときたのです。太極拳を再開してから約4年。その魅力を再発見した私の体験談をお伝えします。

心身の変調をなんとかしたい!50歳にして再びの太極拳

7年ほど前の約2年間、時々起こる原因のわからないめまいに悩んでいました。それもあってか気持ちがふさぐこともしばしば。それなりに健康に気を遣っていたのにもかかわらずそうなったのも、今思うと更年期の症状だったのではないかと思います。

そんなときに、「口角を上げましょう。笑顔は血管を柔らかくしますよ」という、以前通っていた太極拳教室の先生の言葉をふと思い出したのです。その言葉はゆったりとした運動が副交感神経を優位にして、心身ともにリラックスさせるということを指していますが、今こそ太極拳をやるべきなのでは? と思い至った次第です。それからは、以前習った動きを少しずつ。そのおかげもあって、徐々にめまいもなくなり、気持ちがふさぐことが激減しました。私の場合ですが、更年期の不調を改善するには、まさに太極拳がぴったりだったようです。

振り返ると、30代半ばで太極拳を始めたころは、ただひたすら筋力を高めること、柔軟性を保つことに夢中だったかな? もちろん筋力や体幹の鍛錬に効果のある太極拳。今は「心」や内臓含めた「身」などのかかわりをもっと意識しようと改めて思っています。

敷居の高さを感じさせない明るく楽しい太極拳教室

私が通っていた教室は「楊名時式・健康太極拳」というもの。健康太極拳にはいくつかの流派があります。中国で1956年に、誰もができる健康法として、簡化二十四式太極拳が作られたのが始まりだそうです。日本でラジオ体操が国民体操として作られたのと似ていますね。

「楊名時式・健康太極拳」では、二十四式太極拳に加え、スワイショウ、八段錦(はちだんきん)という準備体操を決まった流れでおこなっています。八段錦とは気功法の一つで、内蔵全体のバランスを取ることが目的の一段錦など全段に医術的な意味があります。

実は始める前は、太極拳教室ってご高齢の方が多そう、説明に中国語や難しい漢字が多くて敷居が高そうなどのイメージを持っていました。でも実際は、確かに年齢層は高めでしたが、敷居は全然高くなかったです。演技のBGMが時々有名な韓国ドラマの曲だったり、服装も自由だったりと気軽に参加できる教室でした。
参考:日本健康太極拳協会HP  https://www.taijiquan.or.jp/

家事や仕事の合間に手軽にできる動きも!

今振り返ると、以前は太極拳の効果を感じつつも、穏やかな動きに少し物足りなさを感じていたような気がします。しかし、「記憶力低下、唾液の分泌減少、筋力低下の予防に」など先生の言葉と穏やかな動きが、アラフィフの今は本当にじわじわと身に沁みています。

中国のように公園でおこなったり、教室のように通しで太極拳をするのが理想ですが、毎日公園へ出かけたり、まとまった時間を取るのはなかなか難しいのが現状。そんなときは、普段の生活の中で手軽にできる動き「スワイショウ(甩手)」 をしています。

教室のルーティンでは、準備体操の最初、整理体操の最後の位置にある動きになります。まず、頭のてっぺんが引っ張られるように背筋を真っ直ぐにし、足を肩幅に広げます。力を抜いて、膝を緩く曲げつつ、腰を左右にひねり、腕はその回転を後から追うように左右に振ります。なるべく自然に気持ちよく何度も。例えると「でんでん太鼓」 のような動きに近いでしょうか。全身の血行を良くし、便秘、肩凝り、腰痛予防になると言われていて、1日100回以上おこなう方もいらっしゃるとか。1畳の広さがあれば、いつでもどこでもできるスワイショウは、簡単で気持ちがいいです。

まとめ

私が体験した更年期のつらい症状のなかで一番だったのが「めまい」。横になっても目が回るのは本当につらかったです。もし太極拳を中断せずにずっと続けていたら、もう少し軽く済んだのかな? と今は思いますが、仕方ありません。気付いたときがまた始め時です。私は現在、マイペースに気軽にできる運動として、朝のテレビ体操と家事と仕事の合間のちょい太極拳で、日本と中国の健康体操の良さを実感中。以前に比べたら心身ともに快調です。「始めたときから年を取りません」という太極拳の先生の教えに、少しでも近づけるようこれからもこのペースで続けていきたいと考えています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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