「ヒリヒリ痛い」更年期のデリケートゾーンの不調、自分でケアできること受診すべきこと【医師解説】
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私は学生のときから生理痛があり、毎月の生理が憂うつでした。若いときは体力も気力もあり、毎月の生理痛を乗り切ることができていましたが、年を重ねるごとに悪化して気が付けば鎮痛剤が手放せなくなるまでひどい状態に。そこで、私が選んだ道が腹腔鏡下手術での子宮全摘出術。今では生理痛から解放されました。手術を決断するまでの過程を紹介します。
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私の初潮は小学6年生のとき。約40年間、生理中は生理痛があるのが普通と思っていました。テレビを見ても、「頭痛・生理痛に効く!」と鎮痛剤のCMがたくさん流れており、ドラッグストアでもさまざまなメーカーの鎮痛剤が並んでいるのを目にしてきました。そんなふうに思っていたので、生理痛があるときは市販の鎮痛剤でしのいでいました。幸い寝込むほどでもなかったので、生理痛で婦人科に受診することもなく、「そんなもの」という思いで過ごしていました。
妊娠中は生理がなく、妊娠中のトラブルもなく過ごせていたので、生理がない生活は快適でした。「早く閉経すればいいのに」とすら思っていました。
ところが40代後半になったころに、だんだん生理痛と出血がひどくなり、私の最大の悩みになることに。
私は44歳ごろから更年期症状が出始め、現在52歳ですが不調に悩まされています。ホットフラッシュ、めまい、手指のこわばり、肩凝り、首凝りなどさまざまな症状が出ました。心療内科に通院したこともあります。そこで処方された薬を服用したことで、生理が止まってしまいました。
私自身は「生理がなくてラクだわ~」くらいに思っていましたが、その時期にホルモン補充療法をスタートしました。ホルモン補充療法を始めたのは、婦人科での血液検査でエストロゲンの分泌が減少していることが確認され、それが原因で不調が起こっているという主治医の判断からです。
私がおこなっているホルモン補充療法は、エストラーナテープを下腹部に貼る方法です。子宮がある人の場合、女性ホルモンを補充するばかりだと子宮がんのリスクが高まるため、定期的に黄体ホルモン(デュファストン)も服用しないといけません。そうすることで月1回出血を起こして、子宮の内膜を掃除するのだそうです。
ホルモン補充療法を始めてから、更年期症状が軽減しLDL(悪玉)コレステロール値が下がりました。しかしその一方で、もともと子宮筋腫があるのもあり、毎月の生理では大量出血で下着を汚す、夜用ナプキンが手放せない、生理痛がひどくて鎮痛剤を毎月服用するといったことにも悩まされるようになったのです。
生理痛がひどい時期はあらかじめ予想できるので、仕事のスケジュールを決めるときは生理痛に合わせておこなうようにしました。医師にも毎月の受診のときには「生理痛がひどくて……」と相談し、薬の飲み方を変えたりいろいろ手を尽くしたのですが、生理痛はひどくなる一方でした。
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