「老けたね」と娘に言われた45歳。だるくて動けない私が宅食と華道体験で抜け出した負のスパイラル
目次 1. 気付いたら日が暮れ、ハッとする日々に後悔 2. 宅食利用への罪悪感を捨ててみた 3. 体験レッスンが気持ちの変化をもたらすことに 4. まと …
ウーマンカレンダー woman calendar
そんなある日、職場で生理の話になったときのこと。周りの同僚はすでに閉経していたり、更年期の不調を話していたり。「あれ? 私、まだ毎月来てる……」と、そのとき初めて自分の体がちょっと違うことに気付いたのです。
しかも、量が多くて下着がすぐ汚れてしまい、外出には替えを欠かせないほど。ようやく、「これはおかしいかも」と思い、妊婦さんが少ないクリニックを同僚に紹介してもらって、思い切って、久しぶりに受診することにしました。
診断の結果、がんなどの異常はありませんでしたが、子宮筋腫が6cmにまで大きくなっていました。最後に診てもらったときの約3倍の大きさです。そこからは真面目に通院を再開し、薬を続けて服用しながら、経過を見守っています。
クリニックは落ち着いた雰囲気で通いやすく、同僚に相談したおかげで、信頼できる場所に出合えたことは本当にありがたかったです。
正直、女性特有の病気を人に話すのは、どこか気恥ずかしさがあります。でも、話したことで良い病院に出合い、早めに向き合うことができました。婦人科に行くこと自体、気持ちのハードルが高いと感じる人も多いと思います。私もそうでした。
でも、だからこそ、相談できる場所を見つけられたことで、ようやく自分の体としっかり向き合えるようになりました。今は、何より自分自身を大切にしたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
著者:真田まひろ/50代女性・主婦
イラスト/きびのあやとら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
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