
年々肌の衰えが気になりだしてスキンケアには力を入れていたのですが、首のケアはまったくしていませんでした。首は年齢が出やすいとは知っていたけれど、まだまだ自分には無縁だと思っていたのが大間違いでした。パッと見では首にシワはないので、顔のシミやシワ、くすみのほうばかり気にしていたのです。
なんとなく顔の印象が老けてきたなぁとは思っていたのですが、その原因は顔だけでなく首にありました。私がおこなった首のケアをお伝えします。
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お風呂上がりのスキンケアで首の老化サインを発見

アラフィフになって肌のトラブルが増え始め、シミ、シワ、くすみ対策に奮闘していたある日のことです。お風呂上がりに鏡に向かってスキンケアをしているときに少し顎を引いた瞬間、首に細かいシワができることに気が付きました。
「あれ?」と思って親指と人差し指で喉仏の辺りをつまんでみると、見るのも嫌になるほどの細かいシワが多数できているではないですか! その上、指を離しても細かいシワはすぐには消えず、シワシワの状態に。おばあちゃんそのもの!という感じのシワシワな首にがく然としました。
指を離してしばらくするとシワはなくなるのですが、肌のツヤやハリがなくなっている事実は明らかでした。お風呂上がりの肌って昼間よりもみずみずしく感じられるはずなのに、このシワシワはかなりショックでした。いつも一緒にスキンケアをしている中学生の娘の首をつまませてもらったのですが、まったくシワができないのです。
やっぱり老化はどうしようもないのかな……と諦めかけたのですが、中学生の娘と出かけるのが楽しみの1つなので、一緒に歩いても恥ずかしくないように少しでも改善してハリを取り戻したいと思うようになりました。
首だって保湿が必要!念入りにケア

顔には首のようなシワは見られないのでスキンケアの効果が出ていることを確信し、「首と言ってもしょせんは顔の続きなのだから、顔と同じようにケアをすれば改善するのでは?」と考えました。実はこれまでも顔のスキンケアをする際に手のひらに残った化粧水や美容液をもったいないからという理由で首に塗ってはいました。
しかし、そんなおまけのような量では足りなかったのだと反省。化粧水も美容液も乳液もジェルも、顔に塗ったあとに改めて首用に手のひらに取ってたっぷりと塗るようにしました。そして、最後に保湿成分を逃がさないようにワセリンを塗ってフタをし、ワセリンが寝具に付くのを防ぐためにタオルを首に巻いて就寝することに。
翌朝起きると、首はベタつかずにさらっとしており、洗顔後のスキンケアの際に首にも化粧水、美容液、乳液を塗りました。念入りに朝晩の首ケアをおこなうようになって2週間ほどたつころには、指でつまんでシワができても指を離せばすぐに消えるようになってきました。