
事務に転職した5年前。最初は緊張していたからか勤務中に寝ることはなかったものの、いつのころからかパソコン触りながらうつらうつら……。会議に出席してもかくんかくん。どんなに偉い方が話をしていても所構わず居眠りがひどく、運転中も中央線を越えるなどヒヤッと体験も数回経験しました。
このままではいけないと耳鼻咽喉科の門をたたき、「睡眠時無呼吸症候群」の診断を受けました。そんな私が、睡眠時無呼吸症候群を改善させるまでの体験記です。
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居眠り事務員の烙印を押されて…


止められない激しい眠気に襲われる
仕事中、たまに睡魔に襲われることはあっても、ただの睡眠不足だと思っていた30代。40歳を過ぎてからはとにかく眠く、さらに以下のような症状に悩まされていました。
- 寝ても寝ても疲れが取れない
- 体が重くてだる過ぎる
- ネガティブになる
- 出かけるのが面倒臭い
そんな日々が何年か続き、いよいよ会議中に支社長が目の前にいても、怖い課長から叱られても、所構わず寝てしまうようになりました。
ただ、そうなるよりも少し前に、仲良しの同僚が指摘してくれていました。「寝てるよね?」その言葉に私は軽く「ごめんごめん、気を付ける」「今日は早く寝るよ」と、相手にしませんでした。あのときにちゃんと聞いて病院に行っていれば、会議中に居眠りをする、できそこないの事務員の烙印は押されずに済んだのかもしれません。
その後、どこへ異動しても居眠り事務員の烙印を押され、もちろん異動先でも仕事中にこっくりこっくり舟をこぎ……。常に睡眠不足状態のため、仕事も身に入りません。「あの人は仕事もできないのによく寝るね」と後ろ指を指され、同僚からの冷たい視線に冷たい態度、居心地が悪くなり……。居場所をどんどんと失っていくのでした。