
電話取材の仕事をしています。取材の録音データを企業に納品し、その音源をもとにライターが原稿を書くという仕組みです。1年前、ライターからのフィードバックで「聞き取りづらい」というクレームを受けました。改善に取り組みましたが、その後もクレームが。そういえば、2年ほど前から異常に喉が乾くように。家族との会話も聞き返され、取材中に急に喉が詰まり、声が出づらくなることもありました。滑舌改善のためにおこなったことを紹介します。
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飲んでも飲んでも収まらない異常な喉の渇き

2年くらい前から、異常に喉が渇くようになりました。私は朝目覚めたら常温の水を1杯飲む習慣があります。ある朝、水を飲み終えて弁当と朝食の支度をしていたら、飲んだばかりなのに喉が渇いてしまいました。
我慢しましたが渇きは増す一方なので、手を止めて水を飲もうとしたのですが、なぜかコップ1杯の水を一気に飲み干すことができません。仕方がないので、喉が渇いたら水をひと口、乾いたらまたひと口と少しずつ飲むようにしていたら、気付くと午前中だけで約1Lの水を飲んでいました。
「声が聞き取りづらい」仕事でクレーム発生

喉が渇くので、1日中水分を摂取するようになりました。思い返すと、同時期からゆで卵を食べると喉に詰まるようになり、家族と会話をするときに舌が回らず「なんて言った?」と聞き返されることが増えました。また、電話取材中に急に喉が詰まり声が出づらくなることもありました。そして約1年前、ライターからのフィードバックで「声が聞き取りづらい」というクレームを受けました。
早急に改善しなければならないと朗読講座に申し込みましたが、開講予定だった講座は当時コロナ禍で延期に。そのため、先輩の音源を聞いて自分なりに改善を試みましたが、その後のフィードバックでも同じクレームが届きました。幸い、朗読講座はそのあとすぐに開講。講座では腹式呼吸や発声の基礎を学びました。
しかし、下腹に力を入れておなかから声を出そうとすると、喉が苦しくなるのです。講師に相談すると「腹筋が弱いのかも。腹式呼吸の練習をするように」というアドバイスを受けました。腹式呼吸はできるようになりましたが、腹式呼吸の発声がうまくできず、3カ月の講座期間中には身につかないまま、講座は修了してしまいました。