パサパサ髪に潤いを取り戻す!40代が実践した「順番を変えるだけ」の髪ケアで驚きの結果が!
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加齢とともに白髪が増えてきました。いつもは2~3カ月ごとに美容室でカラーリングをしてもらっていましたが、コロナ禍当時は美容室に行けない期間が長引き、白髪がどんどん目立つように! 鏡を見るたびに目に入る白髪が気になってしまいました。加齢とともに気になってきた白髪の対処法についての体験談を紹介します。
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私の両親は共に70代になっても髪がふさふさで、白髪もほとんど目立ちませんでした。白髪は遺伝的要素が強いと聞いたことがあったので、私も両親同様に白髪なんておばあちゃんになるまで縁がないだろうと気にしてもいなかったのです。実際に私の髪は両親に似て量も多く、色も黒々としていて、ハリのある元気な髪質。時間がない朝に元気な髪をブローをしてまとめるのに苦労するくらいの毎日でした。
「こんなに黒々としてしっかりとした髪の毛じゃなくて、もう少し猫毛で柔らかい髪質だったら扱いやすいのに……」と、学生時代は自分の髪質をコンプレックスに感じていたほどです。
友人の中には、30歳になったころから白髪が増え始め、白髪染めが欠かせないという人もいましたが、私は黒々とした髪に変化はなく、相変わらずの毛量と質感を維持。40代になっても白髪は年に1本見つかるかどうかというレベルでした。数が少ないので、見つけた白髪は簡単に抜いて処理できます。ですから、特に白髪を意識することもありませんでした。ところが、50代になってから少しずつ状況が変わり始めたのです。
平常時であれば、3カ月に2回くらいのペースで美容室に行き、カットのみとカット+カラーリングを交互に繰り返して施術してもらっていました。なので、カラーリングは3カ月に1回という感じです。そのペースでも特に白髪が問題になることもなく、特に気になることはありませんでした。
ところが、50歳になってから美容師さんに「少し白髪が増えてきた気がしますね」と指摘されたのです。自分では伸びてきた白髪を目にして初めて白髪を認識するという状況だったので気が付きませんでしたが、頭のてっぺんでは私が思っていた以上に白髪化が進んでいたようです。
私は10年以上、同じ美容師さんにお世話になっています。つまり、40代から50代という私の外見の変化が顕著になる時期をずっと見られてきたということです。その美容師さんによると、私のような毛量豊富で黒々としていてハリのある髪質の人は白髪になりやすいので、私の髪ももっと早くに白髪が増えてきてもおかしくなかったそうです。
でも、50歳でこの程度の白髪であれば「まだ白髪染めをするほどではなく、定期的なカラーリングで十分対処できる」と言われました。
それが2020年の春、新型コロナウイルスの影響で美容室に行けなくなってしまいました。その結果、定期的にカラーリングをしていたことで目立たなかった白髪が少しずつ伸びてきて、鏡を見るたびに目に入り気になり始め……。元の髪質のまま白髪になっているので、白髪なのにとてもたくましく元気で、より目立ってしまうようです。ただラッキーなことに本数はさほど多くなかったので、どうしても目立って気になるものを抜いて、やり過ごすようにしました。
8月になって半年ぶりに美容室に行き、やっとカラーリングをしてもらうことができました。担当の美容師さんにこの半年間カラーリングができなくて白髪が目立ち始めたので、気になって抜いていたことを伝えたところ「白髪は抜いちゃダメ! どうしても気になったら根元をはさみで切るように!」と言われました。
美容師さんによると、白髪になるというのは髪の製造過程で塗装工程にエラーが起きているような状態なので、怠けていた塗装担当がまた作業を始めることがあるそうなのです。白髪を抜いてしまうと塗装作業の再開ができず黒髪に戻るチャンスがなくなり、加えて毛根を傷めることで新しい毛髪が生えてこなくなる可能性があるとのこと。また、紫外線も髪には大敵で白髪化を加速させてしまう可能性があるので、なるべく避けると良いと教えてくれました。
白髪を見つけたら抜けば良いと思っていたのですが、美容師さんの説明を聞き、自分の白髪対処法が間違えていたことを知りました。美容師さんにはさみで白髪の根元を切るようにと言われて、自分の白髪カット用に小さなまゆ毛用のはさみを購入しました。試してみたところ、工作用のはさみと違って刃先がとても小さいので、間違えて複数本を切ってしまうことなく狙った白髪の根元だけを切ることができて便利です。
また、髪を紫外線から避ける対策として、散歩や外出の際には帽子をかぶるようにしました。帽子はあまり好きではありませんが、髪を守るためには仕方ありません。もう少し白髪染めのお世話にならずにいられるように、美容師さんのアドバイスに従い、髪を大切にしようと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
イラスト/村澤綾香
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