- 2024.04.29
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「私の勲章!」おなかの手術痕をポジティブに考えられる理由とは #子宮頸がんゆる闘病記 30
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自分の親や義理の両親についての体験談を紹介します。
私の意思を尊重してくれ、義父以外の人は、誰も「2人目を」というプレッシャーを与えてくることはなかったため、気が付けば3年以上の月日が経過し、娘は幼稚園の年少になっていました。
しびれを切らした義父は、旅行を企画してきたのです。電車をいくつも乗り継がなければいけないような、ものすごく遠方にある義父の先祖の墓参りでした。当時の娘は体が弱く、すぐに高熱を出してしまう子だったため、幼稚園を理由にやんわり断りを入れました。
しかし、「幼稚園など休ませればいい」のひと言で片付けられ、その墓参り旅行に参加することになりました。
案の定、観光地でも何でもない辺ぴな場所にあるお寺で、お坊さんの長い説法を聞かされ、蚊が大量発生しているような墓に連れて行かれ、娘はぐずってしまいました。さらに追い打ちをかけるように、宿に着くやいなや、私と娘が義両親の部屋に呼ばれたのです。
そこには、家系図が広げられていました。特別由緒のある家系でもなく、ごく普通の家ですが、古い先祖の話から刻々と聞かされ、これを途絶えさせないために男の子が必要だと説明を受けたのです。そのじょう舌さと形相から、義父の執念を感じた瞬間でした。
それでも心が動かない嫁の姿を見てか、すると今度はほめ殺し作戦に切り替えてきたのです。
第一弾は、キリのよい年齢の誕生日でもないのに、義父から30本のバラの花束が私宛てに贈られてきました。今までの人生で、夫はおろか歴代の彼からもそんなプレゼントをもらったことがなかったため、ありがたくいただき、部屋に飾りはしましたが……。
翌年の誕生日には、第二弾といわんばかりに、アレンジメントフラワーが届きました。もちろん、こちらもありがたくいただき、お礼の電話をして部屋に飾りました。
さらに、会うたびに「あなたは笑顔がいいね」とか、「この料理はうまいね」とか褒められるようになったのです。このころには、直接的に「跡継ぎの男の子が欲しい」とか言われることはなくなっていましたが、何か魂胆が見え隠れしており、素直には聞き入れられませんでした。
その後、娘の育児がラクになってきたこともありますが、私の中で2人目が欲しいという思いが湧き上がってきたため、娘の出産から5年経過して、妊活を再開しました。そして6年ぶりに第2子として男の子を出産したのです。
2人目が男の子だったこともあり、まさに義父の執念が実った形でもありますが、2人目は私としては義父の思いをくんでのことではなく、自分の中で機が熟しただけです。当然生まれてきたのが男の子だったのは偶然に過ぎません。
でももちろん、娘も息子もかわいくて仕方ない存在です。もし2人目も女の子だったら、義父は果たしてどのような態度を取ってきただろうと思うこともあります。それにしても何としても跡継ぎ男児が欲しいと、手を替え品を替え、5年にわたった義父の執念にだけは感服します。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
マンガ/山口がたこ
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