私は若いころからメイクが苦手でした。私は日焼けしやすく、どちらかというと焼いてもいないのに小麦色。通勤電車のドア付近に立っているだけで日焼けをしてしまうほどです。まめな性格ではなく、メイク直しも面倒なのでしっかりメイクをするのも苦手。でも、社会人の身だしなみだしということで、簡単なメイクだけはしていました。
若いころから口紅が苦手な訳は…
私の普段のベースメイクは基礎化粧品で肌を整えたあと、下地代わりに日焼け止めクリームを塗ってパウダーファンデーションを軽く乗せるだけ。近くのお買い物ぐらいだと粉おしろいだけのときもあります。そこに、チークをふんわりと乗せてまゆ毛を描いたら終了。ちょっとしたイベントや人に会うときは、アイシャドウをプラスするぐらいなのです。
メイクのなかでも一番苦手なのが口紅です。私の唇は輪郭がぼやけていてはっきりしていないので、口紅を塗ってもぼんやりとした感じになってしまいます。ファンデーションをしっかりと塗ればもう少し輪郭がきれいに描けるのかもしれませんが、パウダーファンデーションや粉おしろいだけだとぼやけた輪郭は隠し切れません。明るいピンクや真っ赤な口紅にあこがれて紅筆を使って試してみたこともあるのですが、余計にぼやけた輪郭が目立ってしまう始末。その上、40歳を過ぎたあたりから目立ち出した縦ジワ。いろいろな口紅を試しましたが、最終的には少なめのパールが入ったくすんだ赤色の口紅が定番になっていました。
娘のティントやグロスを試したけれど
私には、おしゃれに熱心な中学生の娘がいます。メイクグッズも知らないうちにたくさん買い集めているのですが、お小づかいの範囲でじょうずに買い物をします。そんな娘が私にすすめてくれたのが、ティントとリップグロスです。娘は私のおしゃれの良きアドバイザーなので、娘が持っていたティントとリップグロスを試してみることにしました。
まずは最近流行のティントを試してみましたが、私の唇には縦ジワが目立つ上になんとなく乾燥が気になってしまいました。次に試してみたのが、きれいなピンク色のリップグロスです。発色がとてもきれいでツヤっぽく仕上がり見た目はとても良かったのですが、グロスのベタつきが気になって落ち着かない付け心地でした。ほかにも娘の持っているグロスをいろいろ試してみましたがどれもしっくりこず、鏡の前で塗ってはティッシュで落としての繰り返し……。やっぱりリップメイクは向いてないなぁと感じてしまいました。
軽い仕上がりで上品な光沢のリップグロス
そんなある日、娘とダイソーに行ったときのこと。UR GLAM(ユーアーグラム)のコーナーを物色していた娘が、「これどう? 」と「シアーリップグロス」を私にすすめてくれました。口コミサイトで評判が良いからとすすめてくれたのです。税込み110円なら失敗してもいいし、私に合わなかったら娘が使ってくれるということで購入することにしました。
この商品は、シャイニーピンク・ローズピンク・ピンクベージュ・レッド・シャイニークリアの5色がありました。私が選んだのはレッドです。オレンジがかった赤色なので、肌の色が濃いめの私にちょうど良いかなと思いました。商品説明に「シアーに色づきベタつかず、みずみずしい仕上がり。ほど良いツヤが唇を引き立てるさらっとした軽いつけ心地のリップグロスです」と書いてあったのにも魅力を感じました。
実際の付け心地は商品説明のとおりで、グロスなのにベタつかず、みずみずしく潤う感じでした。商品はしっかり色づきそうな濃い色に見えるのに、唇に塗ってみるとふんわりと色づく程度で上品な印象に仕上がります。このふんわり感が唇の縦ジワもぼやけた輪郭も目立たなくしてくれました。
まとめ
ダイソーのUR GLAMシリーズを使うのは初めてでした。娘が商品をいくつか使っていたので、若い人向けかと思っていましたが、このリップグロスはアラフィフの私の唇悩みを解決してくれる商品でした。潤うのにベタつかず、ほんのりとした色とツヤが上品な仕上がりにしてくれるので、口紅の上から塗っても若々しく見せてくれます。若々しく見せるために唇のツヤってとても大切だなと感じました。
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