和洋菓子店「パニコレ堂」で営業マンとして働くパ兄。タカラ旅館という有名旅館と取引をしているのですが、その旅館を取り仕切る社長はかなりのくせ者だったのです。ある日、旅館の宿泊客からのリクエストで、明後日までにまんじゅうを1000個納品してほしいと言われ……。
スカッと系人気YouTubeチャンネル「パニコレ」から、「契約中止を盾に無理難題を突きつけてくる取引先の社長。言う通り契約を打ち切ってみたところ!?」を紹介します。
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明後日までにまんじゅう1000個!?
パ兄が勤めるパニコレ堂のお得意様でもあるタカラ旅館。先代のころは良好な関係を築くことができていたものの、社長がひとり息子に変わってから関係は少しずつ変化していきました。
タカラはとにかく横柄で無理難題を突きつけてくるのだそう。先日も旅館に宿泊していた客が希望しているから明後日までに1000個ものまんじゅうを納品しろと言ってきたのです。
パニコレ堂のお菓子は1個1個手作りしているため、明後日までに1000個というのは到底無理な数字でした。しかしタカラは「黙れ下請け! お前たち下請けの弱小店の代わりなんざ、いくらでもあるんだよ!」と圧をかけ、パ兄はそれに従うしかありませんでした。
さらにはパニコレ堂の商品にまで口出しをしてくる始末! 人気商品である「恐竜饅頭」をダサいと言い、「もう見飽きた! もっと、話題性のあるものを作れ!」とまるでパニコレ堂の社長であるかのように指示してきたのです。
注文をドタキャンされてしまい
ある日、いつものようにタカラから無茶な注文をされてしまったパ兄。今日中に100個の「恐竜饅頭」を用意するように言われ、なんとか人手を確保して「恐竜饅頭」の製作をしていました。
しかし、「恐竜饅頭」を提供するはずだった団体客がキャンセルしてきたので、注文はキャンセルするとタカラから電話が! パ兄が契約書に記載してあるキャンセル料を請求しようとすると、タカラは「なんでお前の所にキャンセル料なんて支払わなきゃいけないんだ! こっちの条件を飲めないなら契約切るぞ!?」と逆ギレ。
この発言に怒ったパ兄はタカラに直接抗議することに。新人のニシオを連れ、タカラの元へと向かいました。
タカラはキャンセル料は払わない、条件が飲めないなら契約を打ち切るの一点張り。契約を切られたらパニコレ堂は終わりだと脅し文句を吐いてきました。
タカラからそう言われたもののニシオは笑顔で「ラッキー! 契約は打ち切りということで」とうれしそうな様子。タカラはそんなニシオの姿に驚きを隠せずにいましたが、パ兄も契約内容を守らない取引先は不要だと言い、タカラとの契約を打ち切ることにしました。