不倫が置き土産！？ 10年間も他の女に夢中だった夫→遺産を求められたので相続放棄した結果ww

悲しみはすっかり消え去り

タモツの部下によると、以前から不倫のうわさはあったものの、みんなただのうわさだと思い本気にしていなかったのだとか。

まさか置き土産が不倫だなんて……とあきれたパニ子。夫が亡くなった悲しみは消え、逆に怒りが爆発！

葬儀の翌日からパニ子は不倫の証拠を集め、タモツが働いていた会社に突撃しました。社長とタモツの部下はパニ子が持ってきた不倫の証拠を見て、すぐにシズカを呼びました。

呼ばれたシズカは悪びれる様子もなく「愛する者同士が同じ気持ちでいただけですが？ 私たち、本当に愛し合っていたんです」と10年間も不倫していたことを明らかにしました。

シズカはお別れのキスをさせてくれなかったのだからせめて遺骨を渡せと言い、死んでもなおタモツと一緒になることを諦めていない様子。

そんなシズカに対し、パニ子は笑いながら「タモツは無縁仏にしたのよ」とひと言。義両親たちともめたものの不倫という裏切りを許せなかったパニ子は、タモツを誰からも供養されないようにしたのでした。

夫の財産なんていらない！

パニ子は不倫をしていた慰謝料を支払うようシズカに言いました。慰謝料はシズカの分だけではなく、タモツの分も上乗せして請求するつもりだったパニ子。

しかし、シズカはタモツの分を支払ったとしても、求償権という他者の債務を弁済したときに返還を求める権利を利用すれば逆に相続したパニ子たちが自分に支払わなければいけなくなると反論！

どうやら慰謝料を請求されるかもしれないと思っていたシズカは、回避する方法を探っていたようでした。

ですが、事はそう簡単にはいかないもの。パニ子はタモツの財産を相続放棄していたのです！

タモツは趣味の車にお金を使いまくり、借金を抱えていたのだとか。生命保険も解約し、貯金もほぼゼロ。パニ子はそんな負の遺産は相続できないと判断し、相続を放棄しました。