- 2024.05.19
- 人間関係,
弟だけを溺愛して私を追い出した母「アホを産んだ覚えはない」⇒5年後、慌てた母から連絡が来たワケは
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低音障害型感音難聴やメニエール病を引き起こす大きな原因の一つに、ストレスがあると言われているそうです。再発も考えられるとのこと。医師からは、なるべくストレスをためないこと、そして運動をして三半規管を鍛えることが予防につながるとアドバイスされました。
私はエアロビクスやヨガなどの運動を始め、なるべくストレスをためずに心身を整えるよう心掛けました。ところが7年後の47歳のときに、また激しいめまい発作に襲われたのです。このときは耳の閉塞感に加えて吐き気も伴っていたので、家族に付き添われて再び耳鼻咽喉科を受診。同じ症状の再発ということで、メニエール病の可能性が高いと診断されました。
「また、あのまずい薬を飲むのか……」と憂うつになりましたが、処方された薬は液体ではなくゼリー状のもの。「もしかしておいしくなった?」 と期待しましたが、残念ながら同じように強烈にまずい味でした。
プラスチック容器に入った茶色いゼリーの見た目は、まるでカブトムシの餌のよう…… 。苦痛でたまりませんでしたが、1日3回、2週間食べ続けると耳の閉塞感は改善。その他の薬をあと3週間続け、なんとか再発から回復しました。
初めてめまい発作を起こし、低音障害型感音難聴と診断されたのが40歳。再発してメニエール病の可能性が高いと診断されたのが7年後の47歳。53歳の現在、幸いなことに再々発の予兆はなく通院もしていません。
頭がグルグルと回転しているような強烈なめまいと、まるで水の中にいるかのような耳の閉塞感。信じられないほどまずい薬。もう二度とあんなつらい目には遭いたくありません。予防のために運動は欠かさず続けていますが、ストレスをためないというのはなかなか難しいものです。でも年齢を重ねた今、無理をしたらきっとまた倒れます。疲れたら休み、何事もほどほどに。自分をいたわりながら、再々発を断固阻止しようと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/高島雅之先生(たかしま耳鼻咽喉科院長)
日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本睡眠学会専門医。金沢医科大学医学部卒業。金沢医科大学耳鼻咽喉科で講師を務めたのち、2007年に開院。「病気の状態や経過について可能な範囲でわかりやすく説明する」ことをモットーに地域医療に従事。「宇都宮スリープセンター」を併設し睡眠医療にも携わる。テレビやラジオなどメディアでも、いろいろなジャンルにおいて医療情報を発信。著書に『専門医が教える鼻と睡眠の深い関係 鼻スッキリで夜ぐっすり』(クロスメディア・パブリッシング)があり、Amazonのカテゴリー7つで1位を獲得。
イラスト/塩り
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