
40歳で次男を出産した私。46歳となる現在、度々ホットフラッシュを感じています。しかし次男が通う幼稚園のママは皆30代で、私より若い世代のママばかり。
若いママに囲まれ、ホットフラッシュなどの更年期症状について相談できる相手がいないことに悩む私の体験を紹介します。
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汗対策でおしゃれとかけ離れた姿に

更年期によるホットフラッシュが始まって今年で2年目になります。ホットフラッシュは更年期の代表的な症状の一つで、エストロゲンという女性ホルモンの減少により自律神経が乱れ、血管が拡張して体温調節機能が働かなくなり、のぼせ・ほてり・発汗などを生じやすくなるものです。私はこのホットフラッシュについて婦人科で相談し、加味逍遙散(かみしょうようさん)という漢方を処方してもらっています。1年飲んだ冬には少し症状が落ち着いたかなと思いましたが、暑い季節になるとやはり汗がたくさん出るようになりました。
2023年新型コロナの行動制限が緩和されたせいか幼稚園の行事も増え、保護者の方と顔を会わせる機会が多くなりました。私はホットフラッシュのせいで、行事のたびに上半身が汗だくです。もちろん汗対策もしており、首に冷感スカーフを巻いて冷やしています。
しかし、冷感スカーフは時間がたつと涼しい効果は半減するので、フェイスタオルをさらに首に掛け、いつでもサッと顔や首の汗を拭けるようにしています。ハンカチでも良いのですが、行事や懇談会の間は仕事を割り振られていたり資料とペンを持ったりしていて両手がふさがっていることが多いため、フェイスタオルがちょうど良いのです。
しかし、首にタオルをかけている姿はおしゃれとはかけ離れており、やや恥ずかしい気持ちになることもあります。
若いママには汗だくの理由を気軽に話せず

ある暑い日、幼稚園の行事で私はいつものように冷感スカーフとフェイスタオルを首に巻いていたら「汗対策をダブルでしていてバッチリだね」と30代のママ友に言われました。更年期の私はホットフラッシュで皆より汗が出るからだとは言えず、「バッチリでしょ」と返すことしかできませんでした。
その人は比較的よく話すママ友でしたが、私の気が引けて打ち明けることができませんでした。私自身、自分にホットフラッシュが出るまで更年期症状について無知であったため、打ち明けても理解してもらえないのではないかと思ったからです。打ち明けられたら私の気がラクになるのですが、なかなか気軽に話せないことが悩みです。
さらに本当はもっと汗対策をしたいのですが、恥ずかしさがあってできません。外でおこなう幼稚園行事では目の周りから汗も出るので、暑さを軽減させえるためにサングラスを掛けたいこと、ファン付きのベストも取り入れてみたいこと。もしママ友に打ち明けられたら、ファン付きベストも堂々と着られるようになるかもしれません。