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骨盤ダイエットブームの火付け役で、奇跡の53歳と呼ばれるほどの美と若々しさを誇るボディーライン・アーティストのMicacoさん。そんなMicacoさんにオトナ女子のキレイをつくる“美常識”について教えてもらう連載。日ごろから美容と健康のためにおこなっていることを紹介していきます。今回はバストアップについてお伝えします。
今回は、バストのお話です。胸の大きい、小さいは個人差があります。しかし、その形をきれいに保てるのか、それとも垂らしてしまうのか、背肉に変えてしまうのかは胸の大きさの大小に関係がないと思います。そして、いくつからでもバストラインを整えることは可能だと思っています。そこで、私が10年以上続けている、バストアップのための3つの方法をお話していきたいと思います。
皆さんはブラジャーが窮屈だからと、ブラジャーをしなかったり、ブラトップなどを着用していませんか? 実はこれが、胸が垂れる原因になっていることがあるんです。
胸を支えているのは大胸筋とクーパー靭帯という靭帯なのですが、ブラジャーをせず胸が上下に揺れることで、このクーパー靭帯が伸びてしまい、胸が垂れてしまう!という現象が起きます。また、年齢によってより伸びやすくなってしまいます。だから、なるべく胸が上下に揺れないよう、ブラジャーを着け、しっかりホールドしていたほうが胸が垂れることを防げるそうです。
また、ブラジャーを着けていないと、やわらかくなった胸のお肉は胸下や背中に流れ、おばさん体型へと変わっていきやすくなります。ラクなことを取るのか、整ったバストを取るのかは人によって違いますが、今からでもバストラインをきれいにしたい!という方は、次にご紹介することを試してみてください。
まず、ブラジャーですが、脇をしっかりホールドしてくれるものを選んでいます。脇をしっかりホールドしてくれるものでないと、脇肉・背肉へと胸のお肉が流れやすくなってしまいます。そして、ブラを着けるときは、胸が上下に揺れないよう、肩ひもをしっかり調整します。最近はプチオーダーなどで安く、自分にあったものを作ってくれるところもあり、活用しています。
また、日中だけではなく夜もブラを着けて寝るようにしています。やわらかい胸のお肉は、寝ている間に脇・背中へと流れ、いつしか胸のお肉は、脇肉・背肉へと姿を変えてしまいやすくなるからです。ただ、寝ている間は血流の妨げとならないように体を締め付けない夜用ブラジャーなどを活用しています。
そしてもう1つ欠かせないのが、バストマッサージとバストアップエクササイズです。毎日忘れず続けるためにも、お風呂上がりにおこなっています。
まずは私がおこなっているバストマッサージの方法を紹介します。
①胸にクラランスのバストアップクリームを塗る。
②右胸の下から両手で交互に下から胸を持ち上がるように10回ほどマッサージ。
③脇のお肉を胸に移動させるように、両手で交互に脇から胸に引き寄せる。左も同様に②、③をおこなう。
④最後に両手を左右の胸の上(デコルテのあたり)におき、中心に向かって5回引き寄せます。
これで胸が少し上がるので、ここから胸を引き上げる筋肉「大胸筋」の筋トレをおこないます。
①両方の手の平を上にして前ならえします。そこから手の平を上にしたまま肘を直角に曲げます。このとき、両肘は肩の高さです。そして両肘を付けます。そのまま両肘を内側に向かってキュッキュッと力を10回入れていきます。最後、力を入れたまま10秒キープします。マッサージとエクササイズ両方おこなっても1分でできるのでお風呂上がりの習慣にしてみてくださいね。
体は少しの心がけや、日々の習慣で変わってきます。何もしなければ、体は衰えていくばかりです。しかし、自分に手をかければかけた分、体は答えてくれるもの。そんなかわいい体を、日々少しの習慣で変えてみましょう。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)
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