「汗をかかないとダメ!?」36歳から始まったガサガサ肌。ドライスキンの原因と対策とは【体験談】
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40歳のときに受けた腹部超音波検査で卵巣の異常を伝えられた私。これまで思い当たる症状はまったくなかったため、ただただ驚くとともに、精密検査を受けるまでの期間は、落ち着かない日が続きました。そして診断された思いもしなかった結果。そんな私の体験談を紹介します。
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年に1回、勤務する会社で健康診断を受けており、幸いなことに検査結果は問題なしの年が何年か続いていました。40歳になった年、いつもの健康診断の検査項目の他に、付加健診というものが受けられるということで腹部超音波検査や眼底検査などを追加で受けることにしました。
眼底検査は特に問題なし。毎日パソコン作業で目を使っていることや、久しぶりの眼科の検査で少しだけ緊張しましたが、医師の「問題ないです。大丈夫ですよ!」という診断の言葉に安心しました。
次の腹部超音波検査も、腹部周辺で特に気になっていることや症状がなかったため、この調子でさらりと終わるだろうと、気楽に待合室で順番を待っていました。考えてみれば腹部超音波検査を受けるのは今回が初めてで、今となっては、”きっと問題ないだろう”という、この根拠のない自信はどこから? と思うばかり。
名前を呼ばれ、検査室のベッドに横たわり、腹部にジェルを塗られ、検査が始まりました。腹部周辺を超音波の機械でなぞられて、少しくすぐったく感じているところで、検査担当の方の手が止まりました。この感じ、以前に他の検査でも感じたことのある、ちょっと嫌な微妙な間でした。
検査担当の方は、私の腹部に再度ジェルを塗り、ゆっくりと超音波の機械をすべらせていきました。丁寧に数回なぞったところで、「左の卵巣が大きいというか腫れているようですね。不正出血や月経時の腹痛はありませんか?」と。まったく予想もしていなかった現状を伝えられ、頭がぼーっとしてしまいながらも、「不正出血はありませんし、生理のときの腹痛はありますが我慢できる痛みで、ほんのたまに鎮痛剤を飲むくらいです」と答えました。
担当の方は「詳しく調べてみないとわからないので一度、婦人科で診てもらってくださいね」と。その言葉を聞いて、検査を受ける前のあの能天気な私はすっかり姿を消してしまいました。まだ超音波検査を受けただけなのに、”卵巣が腫れているということは最悪どうなるんだろう?”と不安と疑問で頭の中がいっぱいになり、自宅に戻りすぐにネットで検索しました。
検索してみると、「卵巣肥大」や「卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)」など、一度は聞いたことがある単語が出てきますが、私の症状がどれに当てはまるかわからず、さまざまな情報だけがインプットされ、ただただ不安な日が続きました。数日後、この腹部超音波検査を含む検査結果とともに精密検査を受けるための紹介状が手元に届きました。
紹介状を持って婦人科に行き、精密検査を受けました。その日は問診と診察のみで、結果は1週間後。またしばらく不安な日々を過ごしました。
ただこの1週間は、精密検査を受けて前に進めた安心感もあり、”検査結果が出てから悩むことにしよう!”と以前よりも楽観的に考えられるようになりました。
1週間後、医師に告げられた診断結果は、「子宮内膜症で、左の卵巣嚢腫ですね。大きさは4.5cmくらいなので、まずは薬で様子を見ましょう」とのこと。
もしかして手術かな? と思っていたので、このような結果を聞きながらも、少しだけ安心している自分がいました。一方、自覚症状がなかったため、腹部超音波検査を受けなければ異常にまったく気が付かないまま何年か過ごしていたかもしれないと思うと、恐ろしく感じました。
どんな病気でも、気が付かないまま症状が悪化して、手遅れだったという話を耳にしたことがあります。このタイミングで見つけてもらえた私は本当にラッキーだった! と心から思ったのでした。その後、投薬治療と定期的な診察で悪化もなく、元気に過ごせています。
40歳という節目に、腹部超音波検査等を追加で受けて本当によかったなと、数年たった今でもその当時の感情を鮮明に思い出すことができます。
40歳という節目に、何となく受けてみた腹部超音波検査でしたが、私にとっては病気を見つけてもらえた、ありがたい検査の機会となりました。
このような検査の機会があった場合には必ず受診し、定期的に自分の体を点検していく習慣をつけるようにしたいと思う体験でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
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