「別れるなら家を用意しろ」借金と女遊びを繰り返す夫に離婚を切り出した私の行く末は
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第1子を出産して初めての生理で、大量出血したときの話です。1日目から夜用ナプキンで対策しても間に合わないほどの出血量でした。出血は数日続き、貧血症状も表れ始め、不安に思った私は婦人科を受診することに。結果は、自分でも気付かなかったあることが原因でした……。
★関連記事:「昼でも夜用ナプキン」生理不順に大量出血も…40代になり生理の悩みに体調不良も重なって【体験談】
産後の生理が再開したのは、子どもが1歳のときに断乳し、それから1年がたったある土曜日の朝です。いつもとおり家事を終わらせてトイレに行くと、下着が不自然なほど真っ赤に! 私は突然の生理再開に驚きましたが、そのときは「やっと来たか」と思う程度でした。
一般的に、産後の生理は授乳をやめてから6週間前後に再開することが多いそうです。私の場合は、もともと生理不順で不妊治療をしていたこともあり、再開のタイミングが遅いことに違和感はありませんでした。産後1カ月の検診でも子宮に問題はなかったため、出血量が多いのも、「生理再開までの期間が長かったからだろう」と勝手に思い込んでいたのです。
しかし、その後もナプキンを交換した瞬間から経血が漏れる感覚があり、確認すると今まで見たことないような量の出血が……。夜用ナプキンですら、1時間もたつと端から端まで汚れてしまい、さすがに「おかしいな?」と感じ始めます。一方で、いつもはあるはずの腹痛や腰痛といった生理痛はなかったため、様子を見ることにしました。
翌朝、起床するとシーツにまで大量の経血が付着する事態に。こうなることを予想して夜用ナプキンを2枚重ねにして対策していましたが、それでも防ぐことはできませんでした。その後も出血量が落ち着く気配はなく、椅子に座るのもためらってしまうほど。立ちっぱなしで過ごしながら、1時間おきにトイレへ行くような状況でした。
そして、徐々に頭がフワフワ、クラクラとして、視界が白っぽくなるように。産後直後に経験した貧血と同じ症状だったため、真っ先に「貧血になったかもしれない」と疑いました。すぐにでも横になりたいけど、横になると経血漏れが心配……。ナプキンの交換のために立ったり座ったりする動作もおっくうで、ただでさえナーバスになる生理が、余計につらいものになりました。
幸か不幸か、日曜日だったため夫婦ともに仕事は休み。家事や育児はある程度夫に任せることはできますが、次の日までに改善されなければ仕事がまともにできません。病院の受診が頭をよぎるも、かかりつけの婦人科は休診日のため、救急外来に行くべきか悩みます。そうしているうちに夕方になり、なんとか安静にして1日をやり過ごしました。
月曜日になり、仕事を休んで婦人科へ。まずは採血して、血中のヘモグロビン値を確認する検査と、子宮に問題がないか内診することになりました。
検査の結果、貧血に関しては数値が低いものの、鉄剤注射や薬の処方が必要なほどではないとのこと。子宮の状態もキレイで、特に大量出血につながる病気は確認できないと診断されました。自覚している症状のつらさとは裏腹に、治療が必要ないと聞いて拍子抜け……。しかし、初めての経験に、どこか安心できませんでした。
すると、医師から「最近、大きなストレスを感じていませんか?」と問われ、私は復職したことや育児のことで夫婦喧嘩が増えたこと、育児疲れもあるかもしれないと話しました。
医師は、「それらすべてが原因だと言い切れませんが、大きなストレスを感じるとホルモンバランスが崩れ、生理に影響を及ぼすこともあります」と説明。生理とストレスの関係は知っていたものの、自分が該当すると思っていなかった私は、医師の言葉に納得しました。
その日は出血を抑える薬を処方され、とにかく自分をいたわること、しっかり休養することが重要だと言われて帰宅。その後2~3日かけて、徐々に出血量は減少しました。それ以降も医師のアドバイスを実行し、仕事や家事をセーブしながら過ごしていると、翌月の生理はいつもとおりの出血量に。やはり、ストレスが関係していたのだと改めて実感しました。
今思えば、生理が再開する少し前から、体調が優れないことが続いたりイライラすることが増えたりと、体のSOSサインはあったように思います。しかし当時は、育児や仕事に忙しく、体の変化に気付けていませんでした。
今回のことで、自分の体を守れるのは自分だけだと反省。大きな病気ではありませんでしたが、大量出血による生理や貧血症状のつらさは、二度と経験したくありません。この件をきっかけに、日ごろから自分の体と向き合い、少しでも疲れを感じた時点で対処するよう心がけています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
イラスト/もふたむ
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