義母の過干渉と夫の非協力に限界…「跡継ぎ作戦」で夫の態度が一変したワケ
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アラフォーの私はほとんど病院にかかることがなく、それなりに美容にも気をつかい、「年相応か、なんなら少し若く見られるときもあるかも」と健康体を自負してきました。しかし先日、そんな自信を揺るがすアクシデントが……! なんと、干し芋に前歯の一部を持っていかれたのです。これは、「いくら自分が若いと思っていても、歯には着実に人生のキャリア(時間)が積み重なっている」と身をもって知ったときの話です。
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私には、さつまいもの名産地・茨城県出身の友人がいます。友人の実家ではさつまいもシーズンの到来に合わせて干し芋を仕込むのが習慣だそう。友人のもとには毎年おいしそうな干し芋が宅配便で届いています。私はというと、友人からそのお手製干し芋のお裾分けをいただくのが恒例化。秋冬の楽しみの1つとなっています。
今年もちゃっかり干し芋を分けていただき、ウキウキと口に運んだある日。突然、「ジャリッ」とした食感が! 私は「自家製だから作る過程のどこかで砂がかかってしまったのかも?」と考えながら、ジャリジャリしたものをペッとティッシュに出しました。軽い気持ちで「念のため確認しておこう……」と、ティッシュを広げてのぞき込みます。すると視界に映ったのは、茶色や灰色の砂でも、黄色い干し芋のかけらでもなく、白色の小さな物体でした。
そこで私は直感的に「歯かも!」と思い、自身の舌で歯列を確認。前歯の形に違和感を覚えました。ドキドキしながら鏡で口の中を見ると……。上の前歯が見るからに欠けているではありませんか。

欠けた前歯を見て私は大混乱。「硬いものを食べていないのになぜ? 数カ月前の歯科検診で虫歯チェックも終えていたのに……」と、最近の暮らしや歯のメンテナンスに関する記憶を振り返ります。「私の歯が、ねっとり食感の干し芋に負けるなんて! まさか老化?!」と動揺しました。ニカッと口角を上げたときにちょっと欠けた前歯がのぞく私の口元……。なんだかショックです。
歯が欠けた痛みはありませんでしたが放置する心境にもなれず、かかりつけの歯科医院へ急ぎます。診察を受け、医師の言葉を待ちながら「アラフォーで歯がボロボロなんて言われたら嫌だな……」と、将来や歯の見栄えを考えて不安になりました。
いよいよ診断結果です。そこで知らされたのは、私の前歯がとても薄いという事実でした。薄くもろくなった前歯の一部が干し芋にくっつき、咀嚼のタイミングで欠けてしまったようです。「歯磨きは欠かさないし、深刻な歯周病でもないし、虫歯は過去に1本だけで治療済みだし……。なぜ?」歯のケアに気を配っていたつもりだった私には原因が思い当たらず、脳裏に疑問符が浮かびます。
次いで医師から前歯が薄い理由として告げられたのは、自身ではなかなか気付けない意外な習慣。それは、無意識に歯を食いしばってしまう癖でした。

日中に歯を食いしばっている自覚はほぼありません。しかし、ほかの歯のすり減り具合も加味すると、たしかに食いしばりの傾向が見られるのだとか。医師によると、「寝ている間に歯を食いしばっているのでしょう」との結論でした。アラフォーの私の人生とともに頑張り続けてくれている歯に、長年にわたり食いしばりの負担がかかっていたとは……。私は寝ている間の行動が原因になっていたとは夢にも思わず、とても驚きました。
そして、その場で今後の治療方針を医師と相談します。欠けた歯がごく一部だったこともあり、今回は直接的な治療は見送る方向で調整。まずは歯がこれ以上食いしばりで薄くならないよう、負担を軽くする策を取り入れることにしました。具体的には夜間のマウスピース(ナイトガード)の装着です。歯型を取り、マウスピースを作ってもらってホッとひと息。これで寝ている間に無意識に歯を食いしばっても、歯のすり減りを防げるそうです。
今回は決断に至りませんでしたが、将来的にはラミネートベニア治療も検討しています。ラミネートベニア治療は、歯に薄い板(ラミネートベニア)を接着して歯の色や形を改善する手法。干し芋のおかげで欠けてしまった前歯の見栄えがグッと良くなる治療です。歯を何本治療するかにより費用は異なりますが、1本あたり10万円以上かかるケースもあるようなので、今は一生懸命お金を貯めています!
私はこれまで歯の見た目を気にするばかりで、ホワイトニングや虫歯治療しか意識していませんでした。まさか長年の食いしばりによる負担で前歯が薄くなっていたとは露知らず……。干し芋によって歯が欠けた今回のアクシデントは、私に歯をいたわることの大切さを教えてくれました。将来的に長く自分の歯で食事するために、歯との付き合い方にも気を配っていきたいものです。食いしばりの癖はなかなか治せませんが、マウスピースをこまめにつけて歯を守り、なんとか現状キープを頑張っています!
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)
川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。
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