「生理は終わったと思っていたら」50歳で生理が再開、大量出血!産婦人科で伝えられたのは
私は「もう生理は終わった」と思い込んでいた時期がありました。しかし、思いがけない体の変化をきっかけに、長く向き合うことになった経験があります。その一つひ …
ウーマンカレンダー woman calendar
40代に入ってからというもの、体のあちこちに不調が起こり、そのたびに病院に通って一つひとつに向き合ってきました。しかしコロナ禍に突入し、さらなるストレスが。そんな中で、私を癒やし、心を支えてくれたのは……。
★関連記事:「大変ですね」40歳で生理前後の不調が悪化し婦人科を受診、医師のおもいがけない言葉に涙が
40代も半ばの私。体の不調を次々に感じるようになり、逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)、貧血、子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)と次々に診断を受けています。
その都度、医師のアドバイスを基に一つひとつに向き合い、対処してきました。診察の際に「ストレスをためないように」と励ましてくれる医師もいましたが、世の中はコロナ禍に入っていきました。
子どもの休校、マスク生活、外出自粛、夫のリモートワークなどなど、生活は突然大きく変化しました。それに伴い、私は時間や行動を制限されることが多くなりました。また、家族の健康にも気をつかわなければならず、以前より多くのストレスと不安にさらされる日々になっていったのでした。
ただ、そのような状況になっても、割と気持ちは明るく、体調も大きく崩れることはなく過ごせたような気がします。病院にかかり、医師のアドバイスを基に自分自身の体調に注意するようになったことももちろんありますが、今振り返ってみると、わが家にやって来た犬の存在が大きいのではないかと思うのです。
昔、実家で柴犬を飼っていたので、いつか娘が大きくなったら、また犬を飼いたいなぁと思っていました。そこで、娘が小学生になったことを機に飼うことに。室内でも飼いやすく、社交的といわれるトイ・プードルにしました。子犬のころは食べず嫌いや体調を崩して病院にかかることも多かったのですが、今では、 よく食べ、よく遊ぶ、元気いっぱいの犬に成長し、来月で2歳になります。
犬を迎えたことで、いくつか生活の変化がありました。一番大きく変わったことは早起きになったことです。それまでも、平日は会社や学校があるので、6時くらいには起きていましたが、犬の散歩をするためにより早く起きるように。休日も同じくらいの時間に起きるようになり、時間にゆとりができました。
在宅ワークの私は、へたをすると今日は一歩も外に出なかった……という日もあったのですが、犬の散歩のためにお日さまの出ている中を30分以上歩くようになりました。特に朝は空気が澄んでいて、とても気持ちが良いです。
また、日中は、犬との触れ合いにいやされています。娘も小学生になり、抱っこをすることがなくなり少し寂しさを感じていましたが、甘えん坊の犬をなでたり抱っこをしたりするときに、生き物の温かみを感じ癒やされます。
先日、精神科医の樺沢紫苑先生が書いた『精神科医が教える ストレスフリー超大全』を読みました。その本では、幸福感を引き起こす主な脳内物質として、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンが挙げられていました。
セロトニンは、安らぎや癒やしから来る幸福感に関係し、朝に散歩することで活性化されるそうです。オキシトシンはつながりから来る幸福感に関係し、スキンシップによって活性化するそうですが、ペットとの触れ合いなども良いと書いてありました。ドーパミンは、やる気から来る幸福感に関係しますが、仕事での成功やスポーツで優勝したときなど、目標を達成したときに分泌されるとあります。ドーパミンは達成感や高揚感に関連あるものとして以前聞いたことがありました。
ドーパミン以外の2つは初めて聞いた言葉でしたが、これを読んで、犬と私の関係性を重ね 、ハッとしました。朝の散歩でセロトニンが活性化され、抱っこすることでオキシトシンが分泌されるという、犬との生活の中でストレスが軽減されていたように感じます。
この数年間を振り返ってみると、更年期に突入して体調的にも不安定となる中で、私は犬のおかげで生活リズムが整ったり、癒やされたりと、犬に支えられて過ごせていたんだなぁと思いました。今も私の横であお向けに寝ている犬。これからもずっと大切にお世話し、長生きしてほしいなと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
イラスト/サトウユカ
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
閉経を間近に迎える40代後半、50代前半の女性にとって気になるのは自分の体の変化ではないでしょうか。中でも気になるのが、腟・子宮・卵巣といった女性特有の機能。生理がなくなることで生...
続きを読む眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。 久々に受診した婦人科で血液検査でホルモン値を調べることになったへそさん。検査の結果が出て、医師から告げられ...
続きを読む当時51歳の私は、既に半年間生理が来ていませんでした。日本人の平均閉経年齢は50.5歳で、生理が1年間止まると「閉経」というのだそうです。私はこれまで独身で、子どもを産んでいません...
続きを読む30歳ごろ、生理不順やホットフラッシュといった若年性更年期障害を経験。そして40代で再び生理周期が体調によって変化し、2カ月以上ないことも。そんな状態が半年ほど続き、更年期を疑い始...
続きを読む新婚当時はどんなに疲れていてもお互いの肌に触れることが自然で、愛情を感じる瞬間が多くあったのに、時がたつにつれ、特に40代に差し掛かるころから夫婦生活に対する気持ちが変わってきて…...
続きを読む私は「もう生理は終わった」と思い込んでいた時期がありました。しかし、思いがけない体の変化をきっかけに、長く向き合うことになった経験があります。その一つひ …
理由もなく涙が出たり、ささいなことでイライラしたり……。そんな感情の起伏に悩まされているのなら、それは更年期うつのサインかもしれません。では、更年期の感 …
46歳を過ぎたころから経血量が減ってきました。面倒くささがなくなった一方で、寂しさもありました。自分なりに温活したり食事に気を付けたりしていましたが、4 …
更年期と思われる症状が現れ、日々の感情の起伏の波や疲労感に悩まされていました。状況を改善するためにおこなったことは、現状の自分を振り返り、悪習慣の改善と …
40代になり、肌のハリや髪の毛のパサつきが気になり、女性ホルモンが減ってきたのかなと思うようになりました。いくつになってもきれいでいたいけれど、エステに …
40代のころから、家事に育児、役員活動とフル回転で頑張ってきました。最近疲れが取れない、動悸がすると思っても、加齢のせいだろうと特に気にもせず軽く考えて …
47歳の私は更年期に片足を突っ込んだくらいと思っていました。加齢による記憶力の低下は感じても、更年期の症状と思われるものはまったくなく無縁だと思っていた …
私は37歳で2人目の子どもを出産し、体力の衰えや白髪が増えてきて年齢を感じ始めてはいたものの、まだ更年期や閉経とは無縁だと思っていました。ですが、40歳 …