
年を重ねるごとに体の凝りを感じやすくなってきた私。そのせいか、老廃物の詰まりや足のむくみなども感じ、どことなく体がだるく感じます。そんなとき、前々からネットやSNSなどで筋肉のこわばりや張りを解消してくれると聞いてずっと気になっていた「筋膜リリースローラー」をダイソーで発見! 早速試してみた体験をお伝えします。
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筋膜リリースローラーをダイソーで発見

パソコン操作で長時間同じ姿勢をしているせいか、肩や首の回り、腰などを中心に体全体が凝っている感じがしていました。このまま放置していたら、腰痛や四十肩にもなりそうで不安です。そんな筋肉の凝りに日々悩まされている私は、ネットなどで話題の筋膜リリースローラーがとても気になっていました。
筋膜リリースローラーとは、萎縮して固くなった筋肉や、皮膚に癒着した筋膜をほぐす器具のことです。そのローラーを使うことで筋肉がほぐされ、柔軟性を取り戻し、体をスムーズに動かせるようになって血流やリンパの流れが良くなる効果が期待できるそうです。
店頭やネットで筋膜リリースローラーを探してみると、値段は最安でも1000円前後で、購入をためらっていました。それが、ダイソーで「ボディローラー」という商品名で税込み550円で販売されているのを発見!!
サイズも直径14㎝、長さ33㎝と、まさに私が求めていたサイズ感でした。色はピンクとグレーの2色で、落ち着きあるトーンのもの。ローラー自体も頑丈で、表面の凹凸具合もしっかりしています。価格の安さに惹かれ、私はピンクを即購入しました。
筋膜リリースローラーをいざ実践!
凝りが気になるところに筋膜リリースローラーを当て、前後左右にゆらゆら動かしてみました。使用した部分は、首、肩、背中 、おしり、太もも、ふくらはぎと、いわゆる体の後ろ側がメインです。筋膜リリースローラーの使用法は、ネット情報を参考にしました。だいたい1カ所につき10〜15秒が目安のようですが、最初は無理をしないで数秒ゆらゆらさせました。
正直、初めは1、2回 ゆらゆらさせるだけで痛くてギブアップしてしまいました。そこで、ネットで調べてみたところ、お風呂上がりのほうが痛くないということでしたので、入浴後に使用するようにしました。たしかに風呂上がりは体が温かくて血行が良いせいか、少し痛さが軽減できている感じがしました。
私の場合、こまかく動かすより、大きくゆっくり動かしたほうが、筋膜がほど良くほぐされるように感じます。脚全体にローラーを当てて動かすと、なかなかの痛気持ち良い刺激があり、凝りやむくみがあるんだなぁと実感しました。ローラーを使用した後は、サーと血液の流れが良くなっているような感覚もありました。
筋膜リリースローラーを3週間使い続けた今

筋膜リリースローラーを使い続けて3週間が経過しました。筋膜リリースローラーを使う時間は徐々に長くしていき、1回で15~20分ほど、1日2回ほどの使用です。1回目はお風呂上がりに、2回目はテレビを見ている合間にもゴロゴロと使用しました。使用中の痛みがまったくなくなったわけではないのですが、今は「痛い」より「気持ち良い」ほうが勝るようになりました。
筋膜リリースローラーを使い始めてから、肩や肩甲骨の可動域が広がった感じがします。さらに、自分では気付きませんでしたが二の腕や脇下も凝っていたらしく、それらの部分に筋膜リリースローラーを当ててゆらゆらさせると、本当に気持ちが良くて、「あれれ、ここも凝っていたの?」と思えるほどでした。
まとめ
ダイソーで販売されている筋膜リリースローラー(商品名はボディローラー)は、個人的には十分満足できる商品でした。ローラーの凹凸部分もしっかりしていて、固くなった筋膜をじわじわとほぐしてくれる感覚が気に入っています。サイズも大き過ぎず小さ過ぎずと使いやすいです。
私は3カ月使用を続けたところですが、固くなった筋肉が徐々にほぐされて凝りが軽減され、体がずいぶんラクになりました。可動域も広がっているようで、体が以前よりもスムーズに動くように感じます。このまま無理をせずに継続していきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。