「深爪が原因で病気に!?」爪が肉に食い込んで腫れて、膿まで!診断された病名は【体験談】
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今までのメイクが似合わなくなってきた、年齢に合わせたメイクやスキンケアを工夫しているなど、メイクやスキンケアについての体験談を紹介します。
最初は虫刺されか、吹き出物だと思っていた首のできもの。2つほどだった赤い小さな斑点が、いつの間にか5cmくらいの大きさになり、あっという間に首の右半分に広がってしまい、慌てて皮膚科に駆け込みました。診断された結果に驚いた私の体験談を紹介します。
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今年の梅雨の時期、朝起きて鏡を見ると、首の右側に赤い小さなできものが2つほどできていることに気が付きました。初めは「虫に刺されたのかな?」と思い、かゆみが出るのが嫌だなと思いながら朝の身支度をしました。会社に着き業務開始から数時間して、予想していたかゆみはまったく出ず少しほっとしながらも、「虫刺されでないのなら、このできものは何だろう?」という疑問も。ひどくならなければいいなと思いながら数日を過ごしました。
最初のできものが見つかって1週間が過ぎたころ、できものは首の前面にかけてさらに5つほど増えていました。「赤みと数がちょっと気になるけど、体の中の悪いものがここに出てきているのかも。この程度ならまだ許容範囲内かな」と思い、もう少し様子を見ることに。幸いなことにかゆみや痛みはまったくなく、赤いできものが首に広がっている状態。ただ、首の前面にできものができること自体、44年生きてきた中で初めてのことで、ちょっとおかしいなという不安もありました。
ちょうど気温が上がり、湿気も多い梅雨の時期。仕事は忙しくなり、長距離の移動も続いていたため疲れているのかな? と自分なりに分析しながらも、忙しさからネットで症状を調べる時間的・精神的余裕はそのときの私にはありませんでした。
首のできものを見つけてから10日ほどが過ぎ、なるべく刺激を与えないように首を触ったり、化粧水などを付けないようにしていた効果なのか、できものの数が少し減ってきているようでした。「よし! このまま良くなっていくだろう」と喜んでいたのもつかの間、数日後、なぜか一気に首全体にできものが広がっていったのです。
夏なのにハイネックの衣類やスカーフなどで、首のできものを隠したいくらいのレベル。首の右前面部分だけだったできものが、左側や後ろにも広がっていて、全体的に赤く、できることなら人に会いたくないというひどさです。テレワークOKな会社だったらどんなによかったことか……。沈んだ気分で出勤したのですが、同僚たちは大人の気づかいからか、あえて私の首には触れないような対応。このやさしさは本当にありがたかったです。
日に日に赤みの範囲が広がり、鏡を見るのもストレス! 今すぐ皮膚科に行きたくても仕事やプライベートの関係で時間がまったくない……こんな状況もストレスです。ストレスフルな毎日を何とかやり過ごし、やっと皮膚科に行けたのはそれから約2週間後のこと。症状はますます悪化し、このころには、できものの赤みや数はピークを越えていたように思います。
やっと皮膚科に行くことができ、医師にこれまでの状況を伝え、首を見てもらうと「おそらく、ニキビだね」と驚きのひと言が ! 一瞬、耳を疑いました。えっ? この年齢で? 首にニキビ~? おそらくって何? 思わず、「え? ニキビですか?」と間髪を入れず質問してしまいました。
医師は、「おそらく首ニキビだと思うけど、カビの可能性もあるので、まずは塗り薬で様子を見てください。だいたい1~2週間で治ると思うので、良くならなかったらまた見せてくださいね」と、丁寧に説明してくれました。首ニキビも驚きでしたが、正直、カビの可能性があるということのほうが恐怖でした。それまでよく知らなかったのですが、動物や人を介してカビが皮膚に感染し、炎症を起こすことがあるそうなのです。
その日の夜から、お風呂上がりに薬をしっかりと塗り始めましたが、最初の数日はほとんど変化が見られませんでした。しかしカビかもしれないという恐怖感からか、部屋や洗面所、お風呂場等、家の中で掃除できるところはいつも以上に掃除するようになりました。
1週間を過ぎたころから薬の効果が感じられ、やっと少し安心できるようになったのです。そして医師の説明通り、約2週間で何事もなかったかのように首のできものたちはきれいに姿を消してくれました。カビが原因のできものではなく、医師の最初の診断通りの首ニキビだったことに少し安心しました。
最初に赤い小さな斑点を見つけてから約1カ月半、やっとこのストレスから解放され、何かを成し遂げたかのような清々しささえ感じられる出来事でした。
44歳で初めて経験した首ニキビ。その原因はさまざまで、医師によると今回はニキビ菌が首に付着したのが原因ではないかとのことでした。私はそれまでの生活の状態からストレスも関係しているのではないかと自己分析しました。
40歳くらいを境に、心ではそこまでストレスと感じていなかったことでも、体にはしっかりと現れてくるのだと実感することが以前より多くなった気がします。
ストレスをゼロにすることは難しいので、うまく付き合っていけるようにと考えています。私の場合は頑張り過ぎず、休めるときはしっかり休んで自分をいたわることを優先させるということを実践している途中です。そしてこれからは、自分をいたわるレパートリーを増やしていくつもりです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
イラスト/マメ美
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