「体中がかゆい!」寒い季節の乾燥肌対策。手軽にできる毎日の習慣とは【体験談】
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今までのメイクが似合わなくなってきた、年齢に合わせたメイクやスキンケアを工夫しているなど、メイクやスキンケアについての体験談を紹介します。
高齢出産により、50歳になった今でも小学生男子の子育て中。週末はほぼ屋外で長時間少年野球の見守りをして日焼けをするようになり、肌の乾燥に悩まされてきました。肌の保湿をしていましたが、おでこの横ジワや頬周りの毛穴の開きが少しずつ悪化してきました。そんなある日、息子が撮影した自分のすっぴんのひどさにがく然。そこで、同じく少年野球の見守りをしているのに日焼けしていない若いママたちに美肌の理由を聞き、紫外線対策に努め始めました。
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高齢出産のため、50代で小学校の低学年、しかも男子のママをしています。覚悟はしていたものの、息子が野球チームに入り、週末は4〜5時間屋外で練習の見守りをするため、帽子や日傘でカバーしていてもいつの間にか日焼けしていて、そのせいか肌はカサカサ。以前から気になってはいた、おでこの横ジワや頬周りの毛穴の開きがますます気になるようになっていました。
とにかく乾燥には保湿だと思い、洗顔後はパックをして、ビタミンCのサプリを飲んだりフルーツを食べるように。焼けた肌のケアを心がけていましたが、落ち着いてきたところで週末がやってきて、また日焼けをしてしまうため、カサカサ肌への悩みは尽きません。
そんなある夜、息子がふざけてお風呂上がりですっぴんの私を携帯カメラで撮影して、見せてきました。割と近くから撮ったため、肌の状態がよくわかります。疲れ果てた表情もありますが、おでこの横ジワや頬周りの毛穴の開きが目立ち、あまりにひどい横顔だったのです。周りから見えている自分と想像している自分との差があまりにも大きく、がく然としました。改めて肌が見た目年齢に影響すると自覚させられました。
週末の野球でふと周りの若いママを見ると、同じように日焼けをしているはずなのに、肌はピチピチ。しっとり潤っているのが見ているだけでわかります。年齢肌。そんな言葉が脳裏をよぎりましたが、諦めてケアをやめれば10年後には老け顔が待っています。若くてかわいいおばあちゃんになりたい私は、普段の肌のケアについてさりげなく周りのママに聞いてみることにしました。
若いママたちが日焼け対策で愛用しているアイテムを挙げると、アームカバー、サングラス、UVつば広ハット、椅子に取り付けるミニパラソル、フェイスカバーなどなど。しっとり美肌の彼女たちは若いことにおごらず、日々のケアを怠らず。そして、一様に情報通でした。いかに自分の日焼け対策が甘かったことか! 常にアンテナを張り、さまざまな便利グッズを利用することはとても大切だと思いました。
さらに日焼けした後の対処方法も気になってネットで調べてみたところ、日焼けした肌の状態をチェックしてから、まずはほてった肌を内側と外側からしっかり冷やす、濡れタオルを日焼けした場所に当ててほてりや熱を下げながら、内側から水分を補給し、保湿などは肌が落ち着いてからの次のステップとのこと。日焼けはやけどと捉え、いかにすぐ冷やすかがポイントになるのだと思い知りました。
また、先ほど調べた情報の中にあった光老化というワードにもドキリ。光老化は日焼けによりメラニン色素が蓄積され、くすみやシミの原因となる現象のことで、特に強い紫外線を浴びると肌のコラーゲンの生成が妨げられ、乾燥やシワができやすくなるそうです。記事中、「ひと目で老け感が出て、ショックを受ける人もいる」というような一文があり、まさに図星。ああ、私の肌は光老化しているのだと実感しました。
また、更年期と肌についても調べてみたところ、肌の弾力を保つ、水分量やコラーゲンを増やす働きのあるエストロゲンという女性ホルモンの分泌が、閉経前後にがくんと減少することがわかりました。これにより起こりうる肌トラブルは、シミ、シワ、たるみ。ここ数年で気になるようになったおでこの横ジワの原因は、エストロゲンの減少によるものなのだとわかりました。
美肌のママ友からの情報やネットから得た知識を基に、まず日よけグッズを購入しました。「多少の日焼けはしょうがない。こんなに外にいるのだから」と心のどこかで諦めていた紫外線対策をより強化することで、今までよりは焼けなくなっています。
また、こまめに水分を摂取すること、帰宅後すぐに鏡で肌の状態をチェックし、日焼けをした箇所を即冷やすことを心がけました。すると熱っぽくひりひりする感じがすっと引いたのと、その夜の保湿パックで潤いを与えたときに、その潤いが肌の中に入っていく感じがしたのに驚きました。ささいな変化だったのかも知れませんが、老け顔の原因となる乾燥について悩んでいた私には、とてもうれしい変化でした。ビタミンCのサプリに加え、毛穴の開きに効果があると言われている酵素洗顔、酵素ジュースも日々のケアに取り入れたところ、毛穴も少しですが改善が見られるようになってきました。
「しょうがない」。そう思う気持ちは、老け顔への第一歩なのだと実感しました。「日焼けするのは外に出ているのだからしょうがない」「おでこのシワも更年期が原因なのだからしょうがない」そう思って諦めて努力を怠れば、努力し続けている人に比べたら肌にダメージがあるのは当たり前。
若いママたちのピカピカ肌と自分のカサカサ肌を見比べて、更年期だからしょうがないと思っていたことに気付き、それをプラスの一歩に変えることができました。更年期だからこそ、彼女たちと同じようにアンテナを張り、人一倍努力をして美肌を目指そう! そう決心して、毎日あの手この手で日焼けと闘っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
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