「また貧血で再検査?」昼でも夜用ナプキンを使う私に医師が告げた意外な事実とは
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第一子を出産後、すぐに生理が再開。ところが、出産を境に妊娠前とは比にならないほど重い生理痛に苦しむことになりました。そんなタイミングで受診した婦人科で判明した病気とは……。私が産後に経験した、重い生理痛を引き起こす病気の体験談を紹介します。
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2023年に第一子となる長女を出産。妊娠中と授乳中は不快な生理とは無縁の生活を送れる! と思っていましたが、実際には授乳中の産後3カ月で再開しました。このときの生理痛が妊娠前と比べ物にならないほど重く、娘の世話がままならないほど。また、身体的な不調に加えて、PMS(月経前症候群/生理が始まる3~10日前に現れるさまざまな体と心の不調のこと)もひどく常にイライラしたり急に泣き出したりと、精神的な不調も絶えませんでした。毎月生理が来るたびに寝込むようになり、憂うつな日々を送っていました。
夫は私の出産後3カ月間、育児休業を取得していましたがそれも終わり、朝から晩まで仕事。両家の実家は車で1時間半以上の距離があるため、頼れません。そのため、どれだけ体調が悪くても娘のお世話だけはしなければならず、痛みに苦しみながらも「生理の間の数日だけだから……」と無理やり体を動かしていました。
毎月の生理のたびに心身共に不調はひどくなる一方で、夫との衝突が絶えず、初めての子育てでいっぱいいっぱいの中、体調の変化に苦しむ日々。妊娠前から生理痛は重い方でしたが、まったく動けないほどの経験は初めてでした。この時点で受診して薬を処方してもらえばよかったかもしれないのですが、当時授乳をしていた私は薬を飲みたくないと意地を張ってしまい、結局ただただ時間が過ぎるのを横になって待つという方法を選びました。
そんなタイミングで、市の子宮がん検診を受けることに。近所の産婦人科で検診を受け、ついでに生理痛についても質問してみました。すると、子宮のエコーを見た先生から、子宮の病気の可能性があると告げられ、「経過観察のために月に1回通院してください」と説明を受けました。軽い気持ちで相談したのにまさか病気の可能性があるなんて……、とショックが大きかったことを今でも覚えています。
子宮がん検診の日から数回病院に足を運び、判明した病気は「子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう)」。子宮腺筋症とは、子宮筋層内に子宮内膜に似た組織が増殖してしまう子宮の病気です。30代後半から40代以降の女性で出産経験がある人が発症しやすく、おなかが張る・生理痛が激しくなる・過多月経になるなどの症状があるそう。まさに私が悩んでいた症状そのものでした。
病名がはっきりして安心した半面、子宮の病気ということは今後妊娠できないかもしれないという不安がよぎります。第二子を望むのならまずは治療をして子宮の状態をよくしなければいけないと感じ、婦人科の先生に相談した上でホルモン治療を開始することにしました。
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