美容師の「お任せください」に安心していたら…初めての美容室で直面した予想外の事態に戸惑ったワケ
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40代・50代になると、年齢や環境の変化によって髪や頭皮の状態が大きく左右され、ツヤや潤い、まとまりが気になるものです。毎日のヘアケアでも正解がわからず悩むことも多いでしょう。本記事では2024年10月に60周年を迎えたヘアサロン「TAYA」の美容師が実際の現場で培った知識と経験に基づき、大人女性に向けたヘアケアの「OK」「NG」を徹底解説。プロが自分で愛用しているおすすめのヘアアイテムも忖度なしで紹介します。
★関連記事:「似合う髪型がわからない」「仕上がりに不満」薄毛・うねり髪・二重あごでもキマる美容師直伝ヘア7選
教えてくれたのは……
末藤 礼さん(美容師/TAYA丸の内店 主任 トップデザイナー)
任せてよかったと思っていただけるよう、一人ひとりのお客さまとの出会いを大切にしている。ヘアだけでなく、海外のヘアショー参加や国内での雑誌撮影など多数のキャリアを持ち、TAYAのトップメンバーが集結するクリエイティブチームにも所属。サロンワークの他に撮影でのメイクも担当。とにかく美容が好き!な美容室TAYAのヘアデザイナー。
お湯で髪をすすぐ「湯シャン」で汚れの8割程度を落とすことができます。しかし、スタイリング剤や毛穴の汚れをきちんと落とすためには不十分。シャンプー剤を使用するのがおすすめです。ただし、敏感肌や乾燥肌の人、スタイリング剤を使っていない人などは、湯シャンを試してみても。週に1~2回はシャンプーを使わないで洗い、慣れてきたら回数を増やすなど、自分のベストな状態を探してみましょう。
シャンプー剤を化粧品と同じように考えるとわかりやすいと思います。いくら高級品でも自分の頭皮・髪に合っていなかったら良さは感じにくいもの。例えばダメージヘアをどうにかしたいのに、髪の表面をコーティングするだけの疑似キューティクルを作るタイプを使っていたら、髪の悩みは解消されないでしょう。
また洗い方がおざなりだといくら高いものでもシャンプー剤の効果は発揮されません。逆に、安いシャンプー剤だったとしても、正しい手法で髪を洗っていればヘアケア効果を感じられることもあります。
シャンプーのコツは、以下の2つ。
①髪を洗う前にブラッシングして汚れを落とす
②洗う際は頭皮をマッサージしながら血行を促すこと
特に側頭筋をゆっくり回しながら頭皮を上げていくようにすると、顔の印象がすっきりすることが期待できます。また、簡単に汚れを落とし、血行促進効果を感じたい場合は、「シャンプーブラシ」を使ってみるのもおすすめです。
シャンプー剤を泡立てた後、シャンプーブラシで髪をとかすと、ブラシのピンが毛穴の汚れをしっかり落としてくれます。美容師の間で人気なのは、「リファイオンケアブラシプレミアム」(MTG)。ブラッシングによる血行促進効果も期待できる上、トリートメントをなじませる際に使うと、髪1本2本にコーティングすることができます。
コンディショナーは髪の質感を整えるもの、トリートメントは髪の内部補修をおこなうものです。集中ケアタイプのトリートメントは、過剰な栄養が蓄積されてしまう可能性があるので一般的に週1~2回の使用が推奨されていますが、このタイプでなければ、毎日トリートメントをしても構いません。その場合コンディショナーは使わなくてもOKです。
また、デイリーはコンディショナー、週1~2回は内部補修のトリートメントというように使い分けをするのもおすすめです。
白髪染めトリートメントには、トリートメント成分が含まれているため一般的にケアすることは可能と言えます。しかし、白髪染めトリートメントは髪を補修する目的の商品ではありません。特にパサつきが気になる方には、白髪染めトリートメントの後に通常のトリートメントをすることでさらに髪の健康を保つことができるのでおすすめです。
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