「ヒリヒリ痛い」更年期のデリケートゾーンの不調、自分でケアできること受診すべきこと【医師解説】
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更年期は、閉経を境に前後5年、10年間を指します。急激な女性ホルモンの低下や不安定な女性ホルモンの分泌から来る更年期症状、その症状が日常生活に支障を来すようになった更年期障害についての体験談を紹介します。
30歳ごろ、生理不順やホットフラッシュといった若年性更年期障害を経験。そして40代で再び生理周期が体調によって変化し、2カ月以上ないことも。そんな状態が半年ほど続き、更年期を疑い始めました。調べ始めた更年期の治療の中でも特に気になったのは、生理不順を改善するホルモン補充療法。この治療についての体験談を紹介します。
★関連記事:ホルモン補充療法の「始めどき」と「やめどき」はいつ? 効果と副作用も知っておこう【医師解説】
42歳のときに健康診断で生理不順と医師に伝えたところ、ホルモンバランスが乱れていると言われました。また45歳までに閉経をすると、今後の生活にも影響するので一度きちんと検査をしたほうが良いとのこと。後日、私は婦人科を受診し、血液検査の結果からホルモン補充療法をすすめられました。
生理不順を改善するためのホルモン補充療法は大きく分けて3種類ありました。「経口剤」「貼付剤」「塗布剤」の3つです。経口剤は胃や腸、肝臓を通して薬が体内に入るので、胃腸や肝臓の調子が悪い人は使用できない場合があり、貼付剤と塗布剤は薬剤シールやジェルを直接皮膚に貼るので、肌がかぶれやすい人は医師と相談しながら使用するそうです。
治療を進めるにあたり、私が選んだのは下腹部にシールを貼るタイプの「貼付剤」。3日間ごとにシールを貼り替えるという方法です。シールを貼り替えるタイミングを忘れなければ、貼り替えるだけなので簡単でした。何カ月もシールを貼るため、肌が特段弱いほうではありませんが、かぶれや赤みなどの肌トラブルが生じるかもしれないという不安はありましたが、一度もそういった経験はありません。
ホルモン補充療法にはさまざまな種類がありますが、私は閉経前の生理不順の治療だったためエストロゲンとプロゲステロンを併用して投与しました。治療中に起こる症状としては、閉経している場合はプロゲステロン(黄体ホルモン)を投与することにより、生理のような出血があるといいます。一方で閉経前の生理不順の場合は生理の可能性もあり、排卵もあるとのことです。薬剤シールを貼ってから2週間ほどで私は生理が来ました。
その後、定期的に薬剤シールを貼ると生理不順が改善し、毎月生理が来るようになりました。またホルモンを補充するので肌や粘膜の健康を維持する効果も期待でき、肌や粘膜の萎縮を抑える効果もあるそうです。
ホルモンは体にとって大切な役割をしているとよく聞きますが、ホルモン補充療法は「ホルモンが減少することで生じるさまざまな症状を改善する」といった効果があり、まさにその通りと実感した治療でした。
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