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今までのメイクが似合わなくなってきた、年齢に合わせたメイクやスキンケアを工夫しているなど、メイクやスキンケアについての体験談を紹介します。
46歳のとき、私の両頬に出現した謎のシミ。年も年だし…… と、気にせず放置していましたが、ある日それが肝斑であることを知り、思いがけず治療を開始することに。しかしあまり効果を感じられず、3カ月で治療を中断。半ば諦めかけていた53歳、なんと! 自然に薄くなってきたのです! その理由とは。
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頬骨のあたりがなんだか茶色いなと気付いたのは、車のバックミラーに映った自分の顔を見たときでした。光の加減によってはギョッとするほど目立つことも! 薄茶色の小さなシミが頬骨付近に点々と集まって、大きな茶色い影を形作っていたのです。
もともと特に美肌ではない私ですが、トラブルのない丈夫な肌質で色黒なこともあり、美白にはかなりズボラ。毎週のように息子たちの野球応援で紫外線を浴びまくり、肌や髪にとって過酷だった40代半ばまでのツケが回ってきたのだなと、解釈していました。
そんなある日、高校のグラウンドで野球部のお母さんたちとワイワイ世間話をするなかで、シミの話題になりました。野球母あるあるで、シミはみんなの悩みの種。「野球が終わったら、みんなで美容皮膚科へシミ取りに行こう!」と盛り上がっていました。
すると、いつも美容に対する意識が高いお母さんがポツリとひと言。「あなたみたいな肝斑って、レーザーできれいになるのかな? 」「か、かんぱん?!」美容に対する意識が低い私は、そのとき初めて“ 肝斑” のことを知ったのでした。
私はすぐにネットを検索し「肝斑とは女性ホルモンの乱れが原因で、頬骨付近に現れる左右対称のシミ」ということを把握。皮膚科で治療できると知り、週明けすぐに受診しました。しばらく薬で様子を見ることになり、トラネキサム酸錠とシナール配合錠(ビタミンC) 、保険外のちょっとお高い塗り薬を処方されました。
せっせとお手入れを始めてしばらくすると、たしかにお肌のハリツヤが良くなり顔色が明るくなったように見えました。でも肝斑が薄くなったかというと、満足のいく効果を感じられません。根気がない私は結局3カ月で治療を中断してしまいました。
野球部引退後、お母さんたちとは受験が無事に終わったら美容皮膚科へ行く約束を交わしました。ところがコロナ禍で卒業式に親が出席できない事態に! 顔も見られないまま別れ、2年以上会えない日々が続いたのです。
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