ストレスで夫婦そろって体重増加⇒全力のラジオ体操&食事に蒸し野菜1品追加した結果どうなった?
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10代よりさまざまなダイエットにチャレンジしてきました。断食、炭水化物抜き、1日1食、食事の置き換えダイエットなどなど。結局リバウンドを繰り返して今に至ります。徐々に太りやすく痩せにくくなり、ついに人生最大の体重をたたき出してしまいました! そんな私が-8kgの減量に成功した体験談を紹介します。
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お米大好き! 粉もの大好き! おなか一杯食べることが幸せ! だった成長期。学生時代は自転車通学で、野球部に所属していた私は常に空腹。3食がっつり食べた上に帰りに菓子パン、寝る前にアイス。これでも165cm55kgでいられたのは、運動量が摂取カロリーより勝っていたからだと思います。
社会人になってからも仕事のストレスで飲酒、暴食を繰り返しましたが定期的な運動やさまざまなダイエットで57kgを超えることはありませんでした。ただ30代になり、出産を経験してからは「あれ? 体重減らないなあ」と思うことが増えたような気がします。1週間断食ダイエットをすればスルスルッと3~5kg減っていたのが、1kgしか減らず即リバウンドしたり、食べ過ぎていても置き換えダイエットをすればすぐ戻ったのが全然戻らず、そのまま今の体重に加算されていく不思議な現象。
そうこうしているうちに少しずつ少しずつ増えていき、子どもに手がかかり運動もままならなくなった結果、なんと体重が70kgに!服は3サイズアップ! これはやばい! 体重計を目にしてやっと現実を受け入れました。
独身時代とは違い、家族もいるので「もやし&鶏ささみ&きのこオンリー」なんて食事は無理ですし、肌もカサカサになったり体調を崩すのである程度の栄養バランスは必要だと考えました。極端な食事制限で何度もリバウンドを繰り返しているので、反動でのドカ食いになるのも避けたい。
おなかは空いてなくても時間が来れば3食食べなきゃ!という習慣を、「おなかがすいたから食べる」というダイエット向きの流れにチェンジ! 朝はおなかすいてないし、忙しいからコーヒーだけ。昼は好きな具のおにぎり2個。唐揚げでもチーズでも鮭でも、具に関してはおにぎりを食べるのが楽しくなるようにカロリーは気にしない! 間食一切禁止は私には無理なので、夕方チョコ少しとかチーズとかを大事に味わって食べました。
夜は比較的好きなものを食べましたが、ある程度は工夫しました。例えばお好み焼きなら家族は普通、私だけほぼキャベツで作る、鍋なら締めのラーメンやうどんは食べないなど、ちょっとの工夫を取り入れました。
運動はストレッチを朝晩おこない、ストレッチが習慣になり体が動くようになってからはとにかく歩くようにしました。ランニングは息が切れるし苦しいしですぐ挫折したので、ストレッチ兼ヨガと歩くことの2本立てです。
1日10分程度のヨガと緩い食事の決まりを守って半年。体重は減っていないのですが周りから「痩せた?」と聞かれるようになりました。目標は10kg減でこの段階では5kgくらいしか減っていないのですが、ちょっとずつ効果が出てきてうれしかったのがこのころです。
ただ、ダイエットを繰り返してきたものにはじれったいほどのスローな痩せ方なので、張り合いがあまりなく何度も飽きてくじけそうになりました。そんなときは最初に掲げた目標を思い出すことと、昔はいていたパンツを見返すと、頑張ろうと思えます!
そのうち甘い物の食べ過ぎに気を付けたり、脂っこいものを避けたり、適度な運動で汗をかいたのが良いのか肌がつるっとしてきて、脚がむくまなくなり、なんだかスッキリしてきたようです。ドカ食いもなんとか収まっていて、あまり大量に食べなくてもよくなりました! これは、私には大きな収穫でした。おいしく食べるけれど、大量じゃなくても満足できるようになるまで、1年近くかかりました。
1年間この生活を続けた結果ですが1年間で8kg減でした! 8kgと考えると大きいのですが、1カ月で0.7kgずつなので今までのダイエットの中で一番緩やかな痩せ方です。今のところリバウンドもありませんし、顔にシワが増えてはいません。
年末年始に体重が増えたり、コロナ禍で自宅にこもると食べ過ぎたりと波がありました。でも、YouTubeを見て楽しみながら運動し、我慢し過ぎない食事制限で爆発したようなドカ食いを防ぎ、おなかがすいたら食べる、ストレッチとヨガは体調管理も兼ねて続ける、ということを守って55kgまで落とせたら良いなあと思い、これからも頑張るつもりです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
イラスト/かたくりこ
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