ストレスで夫婦そろって体重増加⇒全力のラジオ体操&食事に蒸し野菜1品追加した結果どうなった?
更年期症状の改善のために取り組んでいたズンバエクササイズは、コロナ禍でできないように。楽しみはみんなで食事をすることだけ。それにより、更年期の症状がひど …
ウーマンカレンダー woman calendar
甘い物や高カロリーなものがやめられず、気付けば若いころより10kg近く太ってしまった私。このままじゃいけないと思い、さまざまなダイエットを試してみましたが、なかなか効果が出ず……。そんなときに出合った“ファスティング”という方法。それをきっかけに、食事や生活習慣も徐々に改善できました。そのときの体験をお話ししたいと思います。
★関連記事:体が軽い!肌の調子もイイ!美容専門医も実践する「16時間断食」とは?
40代に入ってから「体脂肪が落ちにくくなった!? 食べた分以上に太っちゃう! どうしよう……」と本気で悩んだ私は、抜群にスタイルの良い友人に相談してみました。そして、勧められたのがファスティング。いわゆる「絶食」です。その友人に管理栄養士さんを紹介してもらい、いろいろと話を聞くことができました。
ファスティングのメリットの1つが“ダイエット”。効率の良い脂肪燃焼効果が期待できるのだそうです。そのメカニズムはこんな感じです。絶食中はエネルギーが低下するため、体はいったん体内に蓄積された糖質メインのエネルギーを使い始めます。しかし、そのエネルギーにも限界があるため、その後は体内の脂肪を燃焼してエネルギーを作るようになります。これがダイエットにつながるそうです。
年齢とともに痩せにくくなっていた私には、とても魅力的な方法に思えました。また、絶食中は食事の代わりに酵素ドリンクを飲めば良いので、栄養不足になる心配もなさそうです。そこで早速、酵素ドリンクを通販で注文。家で試してみることにしました。管理栄養士さんによると、通院中や薬を服用中の方は、必ず主治医にご相談の上おこなってくださいとのことでした。
管理栄養士さんからファスティングの重要なポイントについて聞き、実際に試してみました。まず酵素ドリンクは添加物なしのものを選び、飲む量は商品に書かれた用法どおりにします。この酵素ドリンクのおかげで、空腹感はほとんどありませんでした。
そして絶食前後には、準備期間と回復期間を必ず作ること。私は2日間絶食し、その前後に3日間ずつ設けました。この間は嗜好品や乳製品は避け、玄米・野菜・海藻類・大豆食品など和食のみにします。また絶食日に近づくほど、おかゆ・具なし味噌汁など消化の良い物に変えていきました。
そして、試した結果ですが……体重が2kg減少、体も少し細くなりました! 短期間なので見た目や数値に大きな変化はありませんでしたが意外な変化が! 以前は食べずにはいられなかったお菓子などを、さほど体が要求しなくなったのです。
管理栄養士さんによると、絶食中に宿便が出ることで腸内環境がリセットされるので、食欲もリセットされることがあるとのこと。たしかに出ました! ビックリするほど。このように一時的な変化は小さいながらも、その後の食生活改善につながるうれしい変化を感じることができました。
その他、ダイエットをする上で押さえたい2つのポイントもお聞きしました。
まずは十分な質の良い睡眠です。寝不足になると食欲を調整するホルモンバランスが崩れ、高カロリーなものを食べたくなってしまうとか! また、睡眠中に分泌される成長ホルモンとコルチゾールには、ひと晩で300kcalほどの脂肪燃焼作用があるらしいのです! 睡眠がいかに大切かを実感しました。ホルモン分泌時間である夜10時~2時はなるべく寝るようにし、7時間を目安として眠るのが効果的なようです。
次に軽い有酸素運動です。動くのが苦手な私でも「ストレッチやウォーキングならできる!」と思いました。逆に激しい運動は脂肪燃焼しにくいそうです。ゆっくりと体に負荷をかけながら、しっかり呼吸することで酸素がたくさん送りこまれ、脂肪燃焼につながると言われました。目安としては1日20分以上、週数回以上が効果的らしいですが、初めは無理のないペースでおこなえば良いとのことでした。
何を試してもダイエットできなかった私のファスティング体験。ファスティング後は普通の食事に戻しましたが、できるだけ高タンパク低カロリーを心がけるようになりました。また、お菓子など甘い物もコントロールできるようになったので、現在、体重は少しずつですが減ってきています。本当にありがたいです。このまま続けて若いころから太ってしまった10kg分の体重を落とし、洋服のサイズを1つ下げることが目標です!
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※妊娠の可能性がある場合は医師と相談の上、体調を見ながら無理せず進めてください。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
イラスト/きびのあやとら
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
40代になってから体重が10kg増。マラソンをやっても太る、ヨガをやっても太る。夕食を抜いても、朝食を食べれば体重は元に戻っている。燃費の良すぎる自分は自動車で例えるならハイブリッ...
続きを読む体形の中でも特に気になるのがぽっこりしたおなか。地道に腹筋を続けてはいますが、なかなかぺたんこのおなかにはなりません。そんなおなかにSIXPADを使うとどうなるのか? おなかがすっ...
続きを読む昨年、糖質ダイエットをして半年で10kg痩せた私。その後も食事や生活習慣に気を付けてはいたのですが、コロナ禍の外出自粛で生活リズムが変化したのもあり、少しずつ体重が増えています……...
続きを読む50歳を過ぎたころから、運動しているのに体重が増えるように。更年期世代は代謝が悪くなるようで、ちょっと運動したくらいでは痩せなくなりました。その上、今までと同じ食生活をしているだけ...
続きを読むかつてはツンと上を向いていたおしりが、2回の出産を経て垂れ下がり、太ももとの境にはびっしりと頑固なセルライトが! とはいえ、エステに行くような大金はありません。ならば、お金をかけず...
続きを読む更年期症状の改善のために取り組んでいたズンバエクササイズは、コロナ禍でできないように。楽しみはみんなで食事をすることだけ。それにより、更年期の症状がひど …
学生時代は部活で汗を流し、20代は仕事がハードでどんなに食べても太りませんでした。そんな私の体重が増え始めたのは退職した37歳のころ。在宅時間が増えてか …
医師から「ダイエットをしましょう」と言われました。健診で糖尿病予備軍であることがわかったからです。当時私は47歳、身長160㎝、体重65㎏で、BMIは2 …
初めてのダイエットは25歳のとき。極端な食事制限をおこない10kg痩せたものの、ひどい便秘により断念した途端、リバウンドしてしまいました。その後も朝バナ …
コロナ禍で通っていたフィットネスジムが休業となり、仕事も交代勤務で出勤日が半分に。家にいる時間が長くなり、ドッカリ座ってテレビやスマホを見ていることが増 …
私は肥満外来を利用して、漢方薬を処方してもらい、ダイエットをしています。運動習慣をつけなくてはと思うものの、なかなか始めることができません。そこで、歩数 …
更年期に入り、胃腸の不調に悩まされるようになりました。ファスティング(一定期間、固形物を摂取しないことで疲れた消化器官を休ませること)が胃腸の調子を改善 …
YouTubeなどの動画をはじめ、ネットではさまざまなダイエットの情報があふれていますが、私の場合、どれも続かなかったり効果が感じられずいつの間にかやら …