太っていると老けやすいってホント!?肥満と老化の関係って?老化を早める食事とは【医師解説】
それまでと同じように過ごしているのに、40代になってから太ってきた……という人は多いでしょう。太ったことだけでも憂うつなのに、なんと医学的に見ると肥満と …
ウーマンカレンダー woman calendar
30代のころお世話になっていた矯正歯科医は歯の審美や顔周りの美容に詳しく、雑談の中で「顔の衰えが気になったら試してね」と顔のセルフケアを教えてくれました。その1つが顔の“あいうえお体操”です。教わったときはまだ大丈夫でしたが40代に入り、気になり始めた顔のたるみ。あいうえお体操を試し始めた体験談です。
★関連記事:顔のたるみ、首のシワにも効果的!?矯正歯科医から教わった舌トレーニング【体験談】
矯正歯科医によると顔のたるみは表情筋が衰えることで起こるので、体操で表情筋をトレーニングすることで改善につながるそうです。また、紫外線や乾燥も原因なので、顔の保湿ケアが大切だそうです。体操では顔全体を大きく使うため、血行が良くなり、「明るい笑顔にひと役買ってくれるかも」とも。
実は、顔のたるみ改善のほかにも、私があいうえお体操を始めた理由があります。それは子どもと遊んでいて、涙が出るほど大笑いしたとき。筋肉が引きつったように、頬に痛みが走ったのです。心当たりと言えば、もともと大笑いするタイプではないことに加えて、マスク生活や人と顔を見ながら会話をする機会が減っていたこと。そういったことが重なり、知らず知らずのうちに表情筋が衰えていたのだと思います。
なるべく子どもには表情豊かに接していたい育児中の私にとって、表情筋の衰えの自覚は衝撃的でした。表情筋のトレーニングは、顔のたるみといった美容面だけでなく、生活面からも必要だったのです。
いつでもどこでもできるあいうえお体操ですが、私はよく鏡の前でおこなっています。鏡に映る自分の顔がとても楽しく、自然に笑みがこぼれて元気になるからです。または子どもとの入浴中に湯船に浸かりながら「にらめっこ勝負!」とおこなうこともあります。よほどおもしろい顔なのか今のところ負けなしです。
あいうえお体操の前には、血行を良くして効果を高めるために、首のストレッチをしています。矯正歯科医は、首の筋肉は顔とつながっているため首をほぐすと効果が上がると言っていましたし、体操後は顔の保湿ケアも大切だと教わりました。
首のストレッチの方法は以下の通りです。
まずは首の側面を伸ばします。左手を頭の上から右耳を押さえるようにかぶせて首をゆっくり左に倒していき、首の側面が気持ち良く伸びたところで15秒キープしてゆっくり戻します。反対側も同じように右手を頭の上から左耳を押さえるようにかぶせてゆっくり首を右に倒し、15秒キープしてからゆっくり戻します。
次に、両手を頭の後ろで組んで軽く頭を前に押していき首の後ろ側を伸ばします。前かがみにならないように気を付けながら15秒キープしゆっくり戻します。ここまでで1セットです。
心地良いストレッチですが、あくまで顔の体操の準備ですので、首の神経に負担をかけてしまわないように、私は2セットまでで終えてあいうえお体操に入っています。
あいうえお体操は思い切り全力で「あいうえお」の顔をするだけです。声に出しても出さなくても良いのですが、ゆっくりと顔全体の筋肉を均等に広げたり縮めたりすることを意識して、1語につき8秒ずつ顔の動きをキープします。
まず「あ」は、眉毛をできるだけ上に上げ、口や目、鼻の穴も、これ以上開けないという限界まで大きく開きます。
「い」は、上下の歯は合わせたまま、口を横に大きく両頬を外側に引っ張るイメージで力を入れます。
「う」は、ものすごく酸っぱい食べ物を口に入れたイメージで口をできるだけすぼめて、目、鼻、口、頬全部が顔の中心に集まったようにぎゅっと力を入れます。
「え」のときの目も「あ」のように大きく見開きます。口も開きますが口角はできるだけ上げて笑顔で、感情で言う喜びの「え」の顔です。
「お」も目を見開いて、口を縦に大きく開けます。眉毛もできるだけ上げて、顔全体を縦に動かすイメージです。
楽しい体操ですが過度におこなうと顔の皮膚の負担になり顔のシワにつながるそうで、矯正歯科医は「顔体操は隔日に1セットでも良いよ。毎日の食事を左右バランス良くしっかりかんで食べると顔のたるみを防げるよ」と言っていました。
週に3回ペースであいうえお体操を始めてから1カ月がたち、顔のたるみは変わりませんが幸い大きく笑っても頬が痛まなくなりました。子どもに気持ち良く笑えるようになりひと安心です。落ち込むようなことがあっても、あいうえお体操をおこなうと心から笑えて、前向きな気持ちになれるのもありがたいです。
美容の面では、まだ始めて1カ月ということもあり変わりませんが、ただ、前向きに考えると現状維持には役立っているかもしれず、少なくても現状維持できれば今後のたるみ予防にはなるかもと期待しています。これからもあいうえお体操を続けて、日々を表情豊かに、晴れた笑顔で過ごしていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)
川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
もともとは顔が小さく、人から小顔でいいねと言われていた私。ところが40代も後半に差しかかったある日、鏡を見てビックリ! 顎の下に肉が……それが二重顎に見えて少し目立っていました。シ...
続きを読む毎日鏡を見ているのに、ある日突然、頬に「直径3mmのシミ」が現れました。思わず「うそ!?」と声に出すほどの驚き。というのも、私は紫外線アレルギーを発症していたので、日焼けには十分注...
続きを読む2人の子ども&夫と暮らす・ポメさん。VIO脱毛とシミ取りレーザーの体験をマンガにされています。 シミと肝斑(かんぱん)が気になっていたポメさん。レーザーを照射してシミを改善する「レ...
続きを読む30代半ばで離婚して実家に出戻りした、40代独身マンガ家の大日野カルコさん。「くそ地味な日常」をマンガにされています。 今回は、前回に引き続き「シミ男」と別れたいのに別れられないエ...
続きを読むイラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。思わず共感したり、笑ってしまうマンガばかり。 7年前、子宮筋腫を取るために...
続きを読むそれまでと同じように過ごしているのに、40代になってから太ってきた……という人は多いでしょう。太ったことだけでも憂うつなのに、なんと医学的に見ると肥満と …
幼いころアトピー性皮膚炎の症状がありましたが、年を重ねるにつれ回復していました。それなのに50代になってあることがきっかけでぶり返してしまったのです。 …
乾燥肌の私は、唇もカサカサに乾燥してしまい、年中リップクリームが手放せませんでした。40歳を過ぎたころ、10年ほど愛用していたリップクリームが突然合わな …
年々肌の衰えが気になりだしてスキンケアには力を入れていたのですが、首のケアはまったくしていませんでした。首は年齢が出やすいとは知っていたけれど、自分には …
40代の仲間入りをしてから急にシワが増え、肌にハリがなくなり、少し前までは感じなかった肌の衰えに焦りを感じるようになりました。特に疲れた日などの目元のた …
アラフィフで美肌を目指すようになった私。肌に良いといわれるものは何でも試してみるようになりました。中学生の娘の肌をうらやましく思ったのがきっかけです。私 …
40代半ばになり、最近肌のたるみやほうれい線が気になります。特に朝起きたとき、ほうれい線がくっきりついているのです。肌に若いころのようなふっくらしたハリ …
年齢を重ね、口元のたるみが気になり始めた友人。そんな悩みを解消するために、セルフマッサージなどネットで調べた方法をいろいろ試します。しかし、あまり変化が …