ストレスで夫婦そろって体重増加⇒全力のラジオ体操&食事に蒸し野菜1品追加した結果どうなった?
更年期症状の改善のために取り組んでいたズンバエクササイズは、コロナ禍でできないように。楽しみはみんなで食事をすることだけ。それにより、更年期の症状がひど …
ウーマンカレンダー woman calendar
かつて自慢だったすっきり平らなおなか。2回の出産を経て40代に突入したある日、鏡を見たら、そこには衝撃の姿があったのです。まるで妊婦のようなぽっこり下腹の出たおなか……。ダイエット? エステ? と悩んでいたところ、娘の同級生のママで現役のバレエの先生の言葉を思い出しました。「体形を保つには姿勢が肝心よ!」。 姿勢を矯正することから始めてみようと取り組んだ体験談です。
★関連記事:「まるで洋梨みたい」と夫に言われて…ぽっこりおなかをどうにかするためウエスト-5cmできた方法は
下腹に力を入れ、へこませれば良いのだと思った私は、即実践してみました。台所に立つときも、洗濯物を干すときも、買い物に行くときも、あらゆる立ったり、歩いたりする場面で試してみたのです。しかし、そんな生活を3日もしてみると、激しい頭痛が……。
40代も半ばを過ぎ、いわゆる更年期といわれる年齢に差し掛かると、ちょっとした気候や体調の変化でも頭痛が起きるようになったので、いつものそれかとしばらくは我慢していました。ところが、いつまでもたっても治る気配がなく、もしかしてこの頭痛はおなかに力を入れてへこませる生活のせいかもと気付いたのです。
そう、おなかに力を入れるたびに呼吸が止まり、全体的に呼吸が浅くなっていました。脳が酸欠状態になっていたのだと思います。それでは、頭が痛くなるのも無理はありません。改めて、正しい姿勢についてネットで検索し、さらに特集されている雑誌や関連する本でも調べてみました。
調べる前は、姿勢の悪い人はみんな猫背だと思っていました。肩を内にすぼめて、首をすっと前に突き出すような体勢で、みぞおちがぐっと落ち込み、その反動で下腹が出て、ぽっこりおなかになってしまいます。
ところが、もう1つ悪い姿勢があったのです。反り腰です。私はまさにその反り腰タイプでした。自分では良い姿勢をとっているつもりでしたが、非常に腰に負担がかかり、おなかを前に突き出すような体勢になってしまいます。これもまたぽっこりおなかの原因のようでした。
では、私がたどり着いた正しい姿勢ですが、ポイントは背中や腰ではなく、骨盤にあるそうなのです。まず骨盤を真っすぐ立てることを意識してみます。すると、下腹に力を入れなくても真っすぐ平らになるのです。呼吸も浅くなりません。それに加えて、背中から腰にかけては猫背でも反り腰でもなくニュートラルにするだけです。
家事をするときも、歩くときも、座っているときは上半身だけでもこの骨盤を立てることを意識した姿勢を試してみました。
2カ月もすると、ぽっこりおなかが平らになっているではありませんか! 驚きの変化です。
ただ最初は、意識改革が必要でした。ふと気を抜くと、料理や食器洗いのときにキッチンにおなかをつけてしまうので、必ず離すように意識しました。すると、いつの間にかおなかがついてしまうだけで罪悪感が出るように。椅子に座って食事をするときも浅めに腰をかけ、骨盤を立て、腰も背もたれにつけません。これらの行動を続けていくうちにだんだんと習慣になっていきました。
なぜ、姿勢が悪いとぽっこりおなかになるかですが、猫背や反り腰だと、骨盤が傾き、本来、中に収まっているはずの内臓が前に飛び出てしまうからだそうなのです。骨盤が真っすぐ立った状態だと、内臓が正しい位置に戻るので、ぽっこり前に突き出ることがなく、きちんと骨盤内に収まるようになります。そのため、おなかもすっきり平らになるようです。
反り腰により負担をかけていた腰も、骨盤を立てることで無駄な力が入らなくなり、私は腰痛からも解放されました。
40代に入ってからのぽっこりおなかをすっきり平らにするには、厳しい食事制限によるダイエットや、高いお金のかかるエステ通いをする必要があると思っていました。しかし、そんな必要はありませんでした。大切なのは、普段から姿勢に気を付けること。そして、骨盤です。骨盤を真っすぐ立てることを意識することで、内臓が正しい位置に戻り、平らなおなかになりました。腰への負担も軽くなり、まさに一石二鳥です。
ただ、短期間で一気に変身はできません。コツコツ続けることで、日に日に変化していく姿を見ることができました。40代になり衰える一方だと思っていた私に、勇気と自信もまた取り戻してくれました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
イラスト/村澤綾香
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
40代になってから体重が10kg増。マラソンをやっても太る、ヨガをやっても太る。夕食を抜いても、朝食を食べれば体重は元に戻っている。燃費の良すぎる自分は自動車で例えるならハイブリッ...
続きを読む体形の中でも特に気になるのがぽっこりしたおなか。地道に腹筋を続けてはいますが、なかなかぺたんこのおなかにはなりません。そんなおなかにSIXPADを使うとどうなるのか? おなかがすっ...
続きを読む昨年、糖質ダイエットをして半年で10kg痩せた私。その後も食事や生活習慣に気を付けてはいたのですが、コロナ禍の外出自粛で生活リズムが変化したのもあり、少しずつ体重が増えています……...
続きを読むお風呂屋さんに置いてある体重計が目に留まり、数カ月ぶりに乗ってみることにしました。瘦せたとは思っていなかったものの、数値を見てギョッ! 数値は50kgを示しており、3kgも増加して...
続きを読む今から半年前、もらい物のタンクトップを家で着ようとしたところ、サイズは合っているのに脇だけがきついことに気が付きました。脇の下に肉がはみ出すように付いており、それが原因でタンクトッ...
続きを読む更年期症状の改善のために取り組んでいたズンバエクササイズは、コロナ禍でできないように。楽しみはみんなで食事をすることだけ。それにより、更年期の症状がひど …
学生時代は部活で汗を流し、20代は仕事がハードでどんなに食べても太りませんでした。そんな私の体重が増え始めたのは退職した37歳のころ。在宅時間が増えてか …
医師から「ダイエットをしましょう」と言われました。健診で糖尿病予備軍であることがわかったからです。当時私は47歳、身長160㎝、体重65㎏で、BMIは2 …
初めてのダイエットは25歳のとき。極端な食事制限をおこない10kg痩せたものの、ひどい便秘により断念した途端、リバウンドしてしまいました。その後も朝バナ …
コロナ禍で通っていたフィットネスジムが休業となり、仕事も交代勤務で出勤日が半分に。家にいる時間が長くなり、ドッカリ座ってテレビやスマホを見ていることが増 …
私は肥満外来を利用して、漢方薬を処方してもらい、ダイエットをしています。運動習慣をつけなくてはと思うものの、なかなか始めることができません。そこで、歩数 …
更年期に入り、胃腸の不調に悩まされるようになりました。ファスティング(一定期間、固形物を摂取しないことで疲れた消化器官を休ませること)が胃腸の調子を改善 …
YouTubeなどの動画をはじめ、ネットではさまざまなダイエットの情報があふれていますが、私の場合、どれも続かなかったり効果が感じられずいつの間にかやら …