「毎日食べすぎていた」夫が2週間で5kg減!炭水化物抜きダイエットで気付いた食習慣の盲点
物心ついたころから、食べることが大好きだった私。子どものころは少しぽっちゃりしていましたが、運動部に入っていたのでカロリーの消費も多かったです。そのため …
ウーマンカレンダー woman calendar
糖質の摂取量を気にするだけでできる「糖質制限ダイエット」に、46歳のときに挑戦しました。結果は、心身の不調の連続で効果なし。さらに遺伝子検査では、驚愕(きょうがく)する事態になりました。
★関連記事:50代で8kg減、筋肉量はアップ!7カ月で成功!糖質をとりながら無理なく続いたダイエットとは
これまで、さまざまなダイエットに挑戦してきましたがことごとく失敗。40代後半に突入し、代謝は落ちるばかりで体重も徐々に増加。自己流の食事制限では体重が落とせず、なんとかしなければと体形を気にする毎日でした。
そのときに流行していたのが、糖質制限ダイエット。メディアでも頻繁に取り上げられ、ストレスなく続けられる、むくみが取れる、美肌効果が期待できるなどとても魅力的に見えるダイエット法でした。
糖質オフ麺や糖質カットに特化した食材なども通販サイトやスーパーで手軽に購入できるため、挑戦しやすそうだなと興味を持つように。「たんぱく質の制限がないなら大好きなお肉はたくさん食べられるし、この方法なら私にも続けられるかも」 と、挑戦することを決心しました。
糖質制限ダイエットでは、1日の糖質摂取量を70〜130gほどに抑えることが推奨されています。やるなら徹底的にしたい! そんな性格の私は「1日の糖質摂取量は70gを目指そう」 と決心。その日からは、グルテンフリー食材を中心に生活を始めました。
糖質制限生活はすぐに体重の変化へとつながり、最初の1週間は絶大な効果を実感できました。「いつも3日で飽きてしまうダイエットも、これなら続けられそう」 と、評判通りのストレスの少なさにやる気は増すばかり。このまま糖質を制限する生活をすれば、さらに体重が減ると期待し、糖質制限ダイエットを続行しました。
しかし、その後は体重の減少がストップ。さらには、寝つきも寝起きも悪くなり、めまいや立ちくらみ、無気力状態といった体の不調が出ていました。しかし、季節が夏だったため、「夏バテ気味だなぁ」 と自己判断。体重の変化もない状況でしたが、停滞期だと思い込み、ダイエットと体の不調が関連しているとは疑いもしませんでした。
ある日、ダイエットをしていることは伝えず、体の不調があることを友人に相談したところ「更年期なんじゃない?」 とアドバイスを受けました。年齢的に更年期障害に当てはまる気がしたため、内科を受診することにしました。
内科を受診した結果、更年期障害だろうということで、ホルモンバランスを整える漢方が処方されました。「これで少しはマシになるかな……」 と、糖質制限ダイエットをしながらの通院生活の始まりです。
体重は停滞したままでしたが、太ることはなかったので、糖質制限生活のおかげで現状を維持できているのでは? と思うようになっていました。しかし、体の不調は改善する気配なし。このとき初めて、糖質制限ダイエットが影響しているのではないかと考えるようになりました。
次の受診で、主治医へ糖質制限ダイエットをしていること、そのころから体の不調が出ていることを伝えました。すると「糖質制限に不向きな体質の可能性もあるから、遺伝子検査をしてみたらどう?」 と進められ、実施することに。
結果は、糖質制限ダイエットには向いていない体質であるという驚愕の事実が判明。更年期障害かもと疑っていた不調は、糖質制限生活をやめた途端に改善したのでした。
この一件を経験して、体調がおかしいなと感じたら多方面から不調の原因を考えること、主治医にも詳しく相談することが重要だと実感させられました。また、今回はたまたま遺伝子検査をするまでに至りましたが、自分の体質を知ることで今後の体調管理に生かせるため、とても良い機会でもあったと思っています。迫る50代に備えて、今後も心身の健康を大切にしていきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
★関連記事:糖質制限で16kg減のダイエットに成功と思ったら…糖質制限をやめたら体脂肪率が爆増!【体験談】
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
コロナ禍のステイホームで子どもたちの学校が休校になり、仕事を休むことが増えたことで、気が付いたらコロナ前から+10kg……。鏡を見るのもおっくうになり、体重計に乗るのもやめてしまい...
続きを読む毎年のように大みそかから正月三が日にかけて体重を激増させてしまっていた私。反省し、今回こそは年末年始で体重を増やさないぞ! と意気込んだものの、結果は2kg増になってしまいました。...
続きを読む35歳を過ぎたあたりから気になってきたおなか周りのぼってり感。本気になればすぐに元通りになると楽観視していたのんきな私も、40歳を過ぎて焦り始めました。しかし、「痩せる」以上に難し...
続きを読む私は昔から太りやすい体質なので、常にダイエットを意識して生活してます。数々のダイエットを試したのですが、年々痩せにくくなっていて……。そんな私のお話を紹介します。 ★関連記事:ファ...
続きを読む2022年秋、48歳で受けた人間ドックで腹囲が1年前より激増していることが判明しました。さらにMサイズのパンツが入らなくなり、いよいよ本格的にダイエットしなければ!と思ったものの…...
続きを読む物心ついたころから、食べることが大好きだった私。子どものころは少しぽっちゃりしていましたが、運動部に入っていたのでカロリーの消費も多かったです。そのため …
若いころから太めの割に胸は貧弱、ずんどうでO脚。中でも一番の悩みは、垂れたおしりでした。おしりに適度なボリュームがないと、ボトムスをきれいにはきこなせま …
ほとんど毎日スイーツを食べていた、甘いもの大好きアラフィフの私。そろそろ健康や美容を考えなければと思い、甘いものの摂取量を減らそうと決心しましたが、それ …
もともとぽっちゃり体型ではありますが、着痩せするタイプなのでパッと見はそこまで太っては見えないと言われる私。けれど40代に入り、ますます下半身にお肉が付 …
脚を少しでも細くしたい!と思い、脚痩せに良いと思われることをいくつか試してみました。まだまだ理想の状態には程遠いものの、少しずつ成果が現れてきたように感 …
40代になった私は、それまで着ていた洋服のシルエットに違和感を覚えるように。さらに、久しぶりにはいたパンツが入らないことに衝撃を受けます。どうやら違和感 …
40代になり、食べる量が増えたわけでもないし、体重も変わらないのに、体型が変化したと思うことがありました。30代前半にはいていたジーンズを久しぶりにはい …
20代から幾度となくダイエットに挑戦し、1、2カ月で10kg減量に成功したことも何度かあります。しかし、1年もたつとリバウンド。その繰り返しに疲れて体重 …