「毎日食べすぎていた」夫が2週間で5kg減!炭水化物抜きダイエットで気付いた食習慣の盲点
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更年期症状の改善のために取り組んでいたズンバエクササイズは、コロナ禍でできないように。楽しみはみんなで食事をすることだけ。それにより、更年期の症状がひどくなるのではないかと不安を感じました。そこで、自分なりに考えておこなったあることでダイエットにもなった体験談をお話しします。
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今まで夫も私もフルタイムで働いていたので、顔を合わせるのは休みのときだけでした。子どもたちも塾や学校行事、または遊びなどでほとんど家にいることはありません。そのため、当時はコロナ禍で突然の在宅勤務と子どもたちの自宅学習によりストレスが増してしまい、食欲を加速させてしまいました。
在宅での仕事に加えて家事と子どもたちの世話。子どもたちが自分たちのことをひとりでできる年齢になったとはいえ、ごはんも作れない子どもたちと、家事は苦手で自宅にいても何もできない夫との生活での楽しみは、食事を作ることと食べることだけでした。
夫や子どもたちも外に出られないストレスか食欲が増し、今まで残っていたおかずなども残らないようになってしまうほど。毎食どうせ作るならばと自分の好きなおかずや夫・子どもの好きなおかずなど食卓に並べていたら、あっという間に家族全員がふっくらしてきました。
私の場合、ホットフラッシュや不安定な感情などの更年期障害の症状緩和に効果的だったため、ズンバエクササイズをおこなっていました。それだけでなく、ズンバエクササイズは体形維持やストレス解消にもかなり役に立ちます。今までは自分の好きな時間に楽しんでおこなっていましたが、家族全員が一緒にいると、それをおこなうのもひと苦労でした。
まずは音。決して騒音になるほどの音量ではないのですが、夫や子どもに気をつかうためイヤホンをしておこなうことに。しかし、汗をかいてくると耳の中に汗が流れてきて取れやすくなってしまい、何度も付け直す必要がありました。次に家族の視線。すでに夫や子どもに恥じらいなど感じる年齢ではないのですが、じっと見られていたり笑われたりすると、それが不快感やプレッシャーになりストレスを感じました。
そのほかにも、途中で話しかけられたり一緒にやると言われて思うように動けなかったりして、徐々にズンバエクササイズから遠のいてしまいました。そうしているうちにエクササイズの回数が減り、その代わりに間食や食事の量が増えてきました。そこで家族を集めて健康的な生活について話し合いをしました。というのも実は、私は健康よりも更年期障害の症状が悪化するのを恐れていたからです。
家族で話し合った結果、左右に移動が激しいズンバエクササイズは、部屋の大きさから子どもたちが家にいる間は無理だと判断しました。そこでまず食事の品数と量を調節することに。私はどうしても食欲を抑えることができなかったので、普段のおかずのほかにもう1品蒸し野菜を足し、それを食事の前菜として食べるようにしました。野菜はコストの関係でそのとき旬の野菜が食卓に並ぶように。
また家族一緒に全力でラジオ体操をすることにしました。ズンバエクササイズはやはりリズムに乗って気分もノリノリでおこなうのが良いのですが、家族がそろって動くにはやはり無理があります。
その点、ラジオ体操ならば家族が参加しても、左右前後の移動が少ないのでラクにできます。私はラジオ体操第一、第二を1日2回おこないました。その結果、私と夫は在宅勤務前よりもお互いに2カ月で2kgずつ体重が減りました。家事と育児を全力でおこなったのも効果があったと考えられますが、やはり食事に気を付け、運動を定期的におこなったことがよかったと思っています。
自宅に家族全員がいるような生活に急変し、それなりに楽しく過ごしてはいたのですが、やはりストレスがたまりやすくなり食欲が増してしまいました。ズンバエクササイズも夫や子どもがいる生活では勝手が違い、徐々にできなくなりました。
そこで、おかずの品数や量を増やし、カロリーの低い蒸し野菜に代え、ラジオ体操で全身を満遍なく動かせたことでそれなりの運動量になり、在宅勤務前よりも痩せられたと考えています。ラジオ体操は隙間時間にどこでもできるものですので、今後も健康とストレス解消のために継続していきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
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