
43歳から生理不順だった私。早期閉経を避けるために産婦人科を受診し、ホルモン補充療法を受けています。治療を受ける中で、骨密度の検査をすることとなりました。検査によって、自分の骨の健康を初めて考えたときの体験を紹介します。
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このまま放置すれば閉経となると言われ…

生理不順で産婦人科を受診し、血液検査をしてホルモンの状態を確認しました。検査の結果、女性ホルモンの分泌が減っており、このまま放置すれば閉経となるとのこと。早期閉経となってしまうと、これから先の人生で寝たきりになったりする可能性が上がると言われて驚きました。
女性ホルモンと骨密度は密接に関係しているようで、早期閉経となれば女性ホルモンの分泌が減り、骨がスカスカになりやすいとのことです。なるべく生理を来させて、ホルモンの分泌を促すためにホルモン補充療法を始めることにしました。
骨密度の状態で治療を続けるか決めることに

ホルモン補充療法を3カ月ほど続け、生理が毎月のように来るようになりました。治療の成果であると実感し、医師から言われた通りにホルモン補充療法の薬がなくなるまで使用しました。
薬がなくなるころを見計らって、再び産婦人科を受診することに。そして、生理が定期的に来るようになったと伝えました。すると、医師は「もしかしたら、ホルモンの分泌が良くなったかな?」と言い、血液検査と骨密度を測ることになったのです。
ホルモンの状態を調べる血液検査はこれまで何度もしていますが、骨密度を測ることは初めてです。骨密度と女性ホルモンには密接な関係があると医師が以前話してくれていたので、骨密度を測ることに対しては驚きませんでした。
そして、診察後に骨密度を測りに放射線科へ移動し、人生初の骨密度を測りました。レントゲン室のベッドにあお向けに寝て、台の上に足を乗せます。腰の辺りから上半身をレントゲンでスキャンするといった測定方法です。
2〜3分ほどで終わり、骨密度の結果もすぐにプリントしてもらえました。結果を見ると46歳の今、骨密度は同年齢の平均値でしたので、とても安心しました。しかし、20代の平均値と比べると77%ほどとのことで、年齢とともに骨密度が小さくなっていることを知ったのです。
骨密度の検査と血液検査の結果については、後日改めて受診して医師と今後について話すこととなっていたので、その日はそのまま帰宅しました。