「まだ毎月生理が来るの?」50歳目前で気付いた異変と放置した子宮筋腫の行方
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あまり多くはないということですが、「傷」の場合、市販薬は使えるのでしょうか。
「抗菌作用のある抗生物質が有効です。市販薬であれば「ゲンタシン」「オロナイン」などで様子を見ても良いです。「リンデロンVG」は抗生物質とステロイド外用薬の混合薬なので、塗り続けると皮膚が薄くなることがあります。数回使ってぶり返すようなら受診しましょう」(駒形先生)
「市販の抗生物質やステロイド剤では悪化する可能性があるので絶対に避けましょう。抗生物質を内服すると腟内の常在菌もいなくなるためカンジタ症になりやすくなったり、雑菌が増えやすくなったりしてしまいます。ステロイド剤は間違って使うとカンジタ症やヘルペスの悪化や雑菌の繁殖、皮膚が薄くなるため、むやみに使うのはやめてください。
萎縮性腟炎が原因となっていることも多いので、陰部の外側を保湿してケアすることが有効です。性交渉による傷は体位の問題もあります。パートナーとの話し合いも大切です」(駒形先生)。
陰部に痛みがある場合、傷や炎症以外にも原因があるのでしょうか。
「40代、50代ではまれですが陰部が痛む性感染症があります。代表的なものは性器ヘルペスです。性行為によりウイルス感染することで発症し、激しい痛みと腹痛、高熱が出ることがあります。市販薬はないので、婦人科か泌尿器科をなるべく早く受診してください」(駒形先生)。
結論は、カミソリによるムダ毛処理でできた傷以外は、市販薬は基本的に使えないということです。40代、50代女性で陰部に痛みがある場合、まず考えられるのは萎縮性腟炎ということ。日常生活に支障がなく、少し気になる程度の痛みであれば、まずは保湿から始めてみてはいかがでしょうか。
取材・文/mido
ライター歴25年以上。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。
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