
肥満外来に通い、漢方薬の加味逍遥散(かみしょうようさん)と、抑肝散(よくかんさん)の2種類でダイエットを実践しています。ただ、なかなか痩せなかったことから、肥満治療薬として注目されている別の薬を追加することになりました。果たして、ダイエット結果は……?
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漢方薬だけでは効果が出ず、別の薬を処方

以前、肥満外来に行き、漢方薬を処方してもらった私。そのまま漢方薬を飲み続けて、約2カ月が経過しています。毎日、朝晩の2回。加味逍遙散と抑肝散の2種類の顆粒を飲んでいます。ただ、デスクワークの仕事柄、運動できるときと運動できないときの差が激しく、なかなか痩せることができません。
しかも、私の場合、育児でのストレス食べ、ご褒美食べの習慣もあったりします。そこでなかなか結果が出ないことから、「リベルサス」を処方してもらうことになりました。
リベルサスは空腹感がなくなり食欲が抑えられて無理なく痩せるといわれ、糖尿病の治療にも使われる薬なのだそう。私はダイエット目的に使用するので、自費診療。3mlと7mlがあり、主治医の勧めでまずは3mlから飲んでみることにしました。値段は約5,000円でした。
リベルサスを飲んで食欲が変わる!?

処方されたのは、リベルサスと、今まで処方されていた加味逍遙散と抑肝散。リベルサスは朝だけ飲みます。
リベルサスは湿気に弱い薬で、見た目は中身がまったく見えないアルミホイルのようなパッケージに入っています(写真参照)。そして、薬剤師からも「開封したらすぐに飲むように」と何度か確認されます。リベルサスの飲み方は、朝、起きたとき。120mlまでの少量の水で飲みます。これだけです。
朝ごはんを食べるなら服用後30分経過してからを厳守。加味逍遙散や抑肝散も、服用後30分経過してから飲むように指示がありました。副作用は、気持ち悪さや吐き気。低血糖になることもあるので、ふらついたら飴をなめるなどするよう、言われました。
実際に飲んでみて感じたことは、私の場合は気持ち悪さ、吐き気もなく、ふらつきもありませんでした。飲むと嗅覚が鋭くなった気がします。食欲がなくなることはありませんでしたが、明らかに変わったのは、天ぷらや唐揚げのような油っこい食事が1人前食べられなくなったこと。途中で油の気持ち悪さを感じてしまい、食べきれなかったことがありました。「リベルサスの効果ってこういうこと?」と感じました。