
私は学生時代、クラスに1人、2人はいた、サラサラストレートに広がる天使の輪を持つかわいい女子に憧れていました。私の髪はクセが強くてどうにも収拾がつかずにばっさりとショートヘアにするものの、節目節目で伸ばしたくなり首のあたりまで伸ばしては収拾がつかなくなり切る、また伸ばす、髪が広がってクリームをつけまくって抑える、切る、の繰り返しの人生。
数度の縮毛矯正にも打ち勝つほどのクセ毛と共に生きる私の奮闘記を紹介します。
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サラサラストレートになりたい!

小学校低学年辺りまではそんなにひどいクセ毛ではありませんでした。あれ? と思うようになったのは中学生くらいからです。ショートカットだったのですがなんだか髪が広がりまとまらないし、雨の日や湿度の高い日は妙なボリュームが出て広がることに気付きました。肩まで伸ばそうとしても左右逆にはねて収拾がつかないのでずっと短いまま。
高校に入り自転車通学になると、早起きしてドライヤーで必死に伸ばした髪も通学途中の強風、湿気、霧雨で到着するころにはうねりと跳ねが再び発生。髪を伸ばせば重みで少しまとめやすくなると聞き伸ばしていた私は、ついにおこづかいとお年玉を貯めて初めての縮毛矯正に挑みました。金額は3万円、かかった時間は4時間。その結果! あの憧れのサラサラストレートヘアに! うれしくて小踊りました。
でも、2週間もするとじんわりとうねりが発生し、1カ月後にはしっかり跳ねとうねりが帰ってきました。美容室に相談すると無料でかけ直してはくれましたがまた同じ結果になり、またまたショートヘアに逆戻りしました。
試行錯誤のクセ毛対策

私が社会人になるころには、高性能のドライヤーが増えていたのでそれを使って悪戦苦闘したり、5万円の縮毛矯正を年3回かけてみたりとクセ毛との闘いは続いていました。結婚式に向けて髪を伸ばす必要があったときは縮毛矯正をかけて扱いやすくして伸ばして、仕事のときは髪をまとめることで解決していました。
しかし、根本的な解決はしていません。縮毛矯正をかければ一時的には良いのですが1回が高すぎてきつい、頻繁にかければ傷むので無理。高性能のドライヤーを使うもののかなり不器用な私にはなかなか思うように髪を伸ばせない、朝髪がまとまっても帰るころには変わる髪形にもはや諦めにも似たうんざり感を感じていました。