「うっ…臭い」疲れていた私がラッキー!と思った電車の席。しかし、まさかの事態に【体験談】
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43歳でキャリアチェンジをして転職し、Web制作を主に事業としている今の会社にお世話になっています。子どもが大きくなり、これからは仕事も頑張ろうと思った矢先に、会社の方針変更があり戸惑う日々。今後の仕事のために私が一念発起したことの体験談を紹介します。
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ある日、社長が部署にやって来て「今度会議でお話ししますが、これからは能力主義として組織改革をおこないます」と話しました。能力によって給与形態が変わるので、新人でも前からいる人よりも給与が高い人も出てくることだと説明を受けたのです。
勤務先はWeb制作事業の他にいくつかの事業をおこなっています。職種は専門的な技術を必要とする技術職と、事務や営業といった総合職に分けられています。組織改革をおこなった後は、技術職のみ給与がベースアップされることになりました。
今後、会社は社員教育をおこなわないとのことで、スキルを身に付けたいときは外で学ぶようにも言われました。会社の業務が忙しいので、人材を育てることはせず、自らスキルを学ぶ姿勢が必要だということを重要視するようになったというわけです。
組織改革以降、上司からの指導をほとんど受ける機会はなく、自己申告や仕事の成果で、スキルがあることを証明しないといけなくなりました。もちろん、指導はなくても業務上での間違いといった指摘は受けられます。少しでも評価を上げたく、いかにその指摘を繰り返さないためにはどうするかを、自分で考えて改善することがより大切となったのです。
実際に部署内でも私が今までおこなっていたメインの編集の仕事から外されることも多く、自分のスキル不足を実感する日々でした。いつも部長から頂く仕事は、単発で終わる企画のものや雑用が多かったのです。
43歳で入社して半年ほどしか部署のメインの仕事に携われず、その後しばらくは編集部のコンテンツ企画と雑用係です。雑用の仕事もとても大切なものと考え、取り組みました。
編集部が忙しくなり、少しでもお手伝いできないかと上司に相談しました。そして、上司が今後の私のためにもなると考え、私にメインの仕事を振ってくれたことがありました。
しかし、上司が私にメインの仕事を振ることが社長の耳に入り、社長からストップがかかりました。そして、その話はなかったことになってしまったのです。
なぜ社長からストップが入ったかというと、一度コンテンツ企画で内容を間違えるといった失敗をしたため、編集の仕事は任せられないと判断されたからです。仕事も信用が大切なので、仕方ないことだと諦めました。
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