「毎日食べすぎていた」夫が2週間で5kg減!炭水化物抜きダイエットで気付いた食習慣の盲点
目次 1. 若いころから痩せてはリバウンドの連続 2. 夕飯だけ炭水化物を抜いてみた 3. 夫が2週間でマイナス5kg! 4. まとめ 夫が2週間でマ …
ウーマンカレンダー woman calendar
ランニングの先輩である友人にアドバイスしてもらい、シューズとウエアを買いそろえて早速、挑戦! 走行距離や時間を記録できる便利なスマートフォンアプリも利用しつつスタートしました。初めはほんの数百m走るのもやっとで、心が折れそうになる日も。それでも1㎞走れたら次は2㎞、3㎞と少しずつ走る距離を伸ばし、1カ月たつころには5㎞続けて走れるようになりました。
しかし走り始めて45日後、右足首に違和感が。そして少し痛む程度だった足首はみるみる腫れてきて、数日後には激痛が走るほどに悪化。医師の診断はオーバーワークとのことでした。45日間で合計160㎞を歩いたり走ったりしていたので、足に相当な負担をかけていたのです。いきなり張り切り過ぎたのだと反省しました。
どうしても欠席できない学校の行事や、子どもの習い事には足を引きずって行きましたが、それ以外はとにかく休養して治療に専念。完治するまでに1カ月半かかりましたが、無理のし過ぎは良くないと学ぶ、良い経験となりました。せっかくの一念発起を無駄にしまい、決して諦めないと自分に言い聞かせ、足首が完治するのを待ってランニングを再開しました。
体調や気候によりウォーキングも取り入れ、走り始めてもうすぐ2年になります。走るときは必ず足首やひざ用サポーターを着用し、けがに気を付けて取り組むようにしています。加齢により故障しやすいので、運動前後のストレッチや水分補給などにも細心の注意を払っています。 雨の日はテレビでYouTubeを流して家の中でエアロビクスをするときも。子どもと一緒に体を動かせば、親子の楽しいコミュニケーションにもなっています。
私が身をもって学んだ運動する上で大切なこと。それは、体調や気分が万全でないときは無理をしない。心と体は連動しているということです。運動効果の表れは一番の原動力に。2年で7kg体重が減り、以前より体力も付きました。目標の体重まであと5kgなので、今はそれを目指して走っています。
単身赴任先で暮らす夫が、今度は私に感化されて走り始めました。夫婦で同じアプリを使い切磋琢磨して励んでいます。離れていても共通の話題でつながれるのはうれしいです。不得手なことにも挑戦できたのは、家族や友人の存在があってこそ。今では減量のために始めた走ることが趣味へと変わり、心と体に良い影響をもたらしていると実感しています。
残暑の中をドキドキして走り始めた日のことを、今でもよく覚えています。最初の一歩を踏み出すのは思っていたより難しくはありませんでした。自分磨きを諦めてきた期間もありましたが、そんな鬱々(うつうつ)とした期間があったからこそ、かえって心を奮い立たせることができたのだと思います。
ランニングに出合い、何事にも挑戦する気持ちを持ったり、走る時間を捻出するために工夫して家事をこなしたりできるようになりました。健康的に体重が減っただけではなく、自分で良いと思える自分に近づいているような気がしています。痩せてきたらおしゃれが楽しくなり、鏡を見ることも増えました。目標の体重を達成して結婚当時の体形に戻ることを励みに、これからも体と向き合って走ろうと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
イラスト/しおみなおこ
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