
目の際や指と指の間にポツンとできたイボ。おじいさんやおばあさん世代にできるものかと思っていたのに、まさか私にもできるなんて……ショックを受けました。しかも、無意識にイボを触ってしまう私の姿を友人に見られるのも恥ずかしく、イボを除去したいと強く思ったのです。これは再発するイボを除去するために皮膚科へ通院し、あれこれ試したイボの撃退体験談です。
★関連記事:首元がざらざらしていると思ったらイボが大量発生!皮膚科で液体窒素の治療をしてみた結果【体験談】
イボ出現…友人から見られている!?
初めてイボに気付いたのは約5年前です。なんとなく目頭がかゆくなり、目の際を触ると、皮膚がうっすら盛り上がるようにイボができていたのです。その2年後には右手の中指と薬指の間のところにもイボができました。右手のイボの大きさは、直径約5mm、高さは約1mmです。大きさも気にならず、痛みやかゆみもないため市販薬などは使用せずに過ごしていました。ただ、イボができてからというものの、私は無意識にイボを触ってしまうことがありました。
ある日、友人とランチをしていたときのことです。話しながらイボを触っているところを友人に見られてしまったのです。もしかしたら、私の思い過ごしかもしれません。それでも、友人は私のイボを気にしているかもしれないとモヤモヤした気持ちになりました。そして、私は「イボをなんとかしたい!」と思い、皮膚科に行くことにしたのです。
ころころ変わる診断、イボの原因は?
皮膚科へ行くと、医師から「乾癬(かんせん)」と診断されました。乾癬は皮膚が赤くなったり盛り上がったりする症状で、保湿剤で治療するとのことでした。しかし、しばらく続けても改善しませんでした。そこで再度受診することに……。すると、今度は「ウイルス性のイボかもしれない」と言われ、前回と同じような薬が処方されました。しかし、これもまた改善しませんでした。
医師によると、皮膚の病気は症状が変化したり年齢や持病が関係したりすることが多く、皮膚科での診断が難しいケースもあるようです。最終的に私のイボは、「乾癬」でも「ウイルス性」でもなかったため、原因は老化によるものだと診断されたのです。
そして、治療にはレーザー治療や液体窒素療法が一般的だと医師から言われました。ただ、レーザー治療は現在通院している皮膚科ではおこなっておらず、仮に他の病院で受けたとしても高額になるそうです。そこで、私はこの皮膚科でできる液体窒素療法を受けることに決めました。