痩せたのに後悔!?「顔がしぼんでほうれい線が…」アラフィフダイエットの落とし穴とは
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身長167cmで体重は常に50kg前後と、50歳前半まで若いころとほぼ体形が変わらないと言われることが多かった私。しかも、寝る前の間食やお酒を飲んだ後の夜中のラーメンなど、太ることをまったく気にせずしてきました。しかし、太らない体質と思い込んでいたら、53歳で田舎暮らしにライフシフトしてから1年間で10kgの激太り。そんなの私が太った理由、痩せるためにおこなったことをお話しします。
★関連記事:そんなに食べてないのになぜ太る? 更年期でも諦めない!無理なくできたダイエットとは【体験談】
私は50歳前半まで「食べても太らない体質」だと思い込んでいました。実際、痩せの大食いと言われるくらい、食事は大盛で、晩酌もほぼ毎日。好きなものを好きな時間に食べる生活をしていたにもかかわらず、スレンダーでスタイルがいいねと言われることが多かったのです。
53歳で田舎暮らしにライフシフトしました。そこから知らないうちにぶくぶくと太り始め、気付いたときには6カ月で7kg増。初めは、車中心の田舎で運動不足になったことやお米が非常においしくて食べ過ぎたことが原因だと思い、多少の運動や食事制限で痩せるだろう、とかなり状況を甘く見ていました。その後、特に運動することもなく少し夕食の量を減らしたくらいでそれまで通りの生活をしていたら、とうとう体重の増加は10kg増までに……。
さすがにヤバイと思い、いろいろと痩せる努力をしてみましたが、一度増えた体重はびくともせず。まったく痩せない現実に悩まされました。
食べても太らない! と過信していた自分が、1年間で体重が10kgも増えたことはかなりショックでした。見た目にも、おなか周りが異様にダブついていて、手持ちのジーンズ、パンツ、スカートが入らない非常事態に。1シーズン後にはきっと痩せて着れるはず、と自分に言い聞かせて捨てずにとっておいたお気に入りの洋服を、数カ月後に泣く泣く処分することも多かったのです。
激太りしたのは、田舎の車社会で運動不足になったこと、ごはんの食べ過ぎなどが原因と思い、痩せるためにいろいろと試してみました。まずは食事制限から。ほぼ毎日、晩酌に飲んでいた500mlを2缶のビールを週2回に減らしたり、夕食の炭水化物を抜いておかずだけにしたりして、食生活を見直してみました。しかし体重はまったくびくともしません。
他には、YouTubeの筋トレ動画を見よう見まねで試してみることに。朝晩4~6分程度、下腹部に効く軽い筋トレを実践しましたが、1カ月経過してもほぼ効果なし。2カ月間続けたころから少しずつおなかのタブつきが解消されましたが、昔着ていたボトムズはいまだ入る余地なし。
なぜ痩せないのか? 不思議に思い、同年代の友人に相談したら、更年期太りではとの返答が。更年期と言われる年齢になっていましたが、それほど症状がなかったため私は更年期の悩みとは無縁だと思い込んでいました。ただし、ホルモンのバランスの崩れが原因なのか、肌のハリや髪のツヤが失われているのを実感しているくらいでした。
友人たちは、「今まで痩せ過ぎていたから、少しくらいぽっちゃりしていたほうがかわいく見える」と口をそろえて言ってくれましたが、「少しくらい」を越えた脇腹のはみ肉、下腹のたるみ肉は、このまま放っておいても決してなくならないもの。
本気で痩せると決意し、ぶよぶよの脂肪を燃焼するためにまずは基礎代謝を上げることを実践しました。例えば、エレベーターではなく階段を使う、近所へは車を使わずになるべく歩くなど、簡単にできることから始めています。そのほか、3時のおやつを控えたり、夕食の炭水化物を抜いたり、日課にしていた寝酒を控えたり、ほぼ毎日4分の筋トレを継続していたら、なんとか2kg減まで到達できました。
本気で痩せることを決意してから3カ月が経過。見た目に劇的な変化はありませんが、ぽっこりした下腹に少しの効果があり、今まではけなかったスカートやパンツがなんとかはけるようになりました。ただし、ちょっと食生活に油断をしたり筋トレをさぼったりすると、そのツケはてきめんに体形に現れるので、まさに継続は力なり。
痩せることの難しさを、アラフィフになり実感していますが、目指すは「おしゃれでカッコいいおばさんになること」なので、モチベーションを上げて無理のない範囲で実践していきます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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