「顔が老けて見える…」女性ホルモンの減少が気になる40代が実践した食生活の工夫とは
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更年期は、閉経を境に前後5年、10年間を指します。急激な女性ホルモンの低下や不安定な女性ホルモンの分泌から来る更年期症状、その症状が日常生活に支障を来すようになった更年期障害についての体験談を紹介します。
私は48歳前後から、ホットフラッシュ(エストロゲンという女性ホルモンの減少により自律神経が乱れ、血管が拡張して体温調節機能が働かなくなり、のぼせ・ほてり・発汗などを生じやすくなる更年期の代表的な症状)やイライラなどの症状に悩まされていました。最初は、更年期症状かどうかわからず、誰にも相談できずにいました。そんなとき、先輩に相談し、近くに評判の良い婦人科があると聞き、思い切って婦人科を受診したところ、更年期障害と診断されました。
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更年期を迎えて、最初に気になったのは「ホットフラッシュ」でした。特に、仕事中や人と会っているときに、突然顔が真っ赤になって、汗が吹き出します。周りの人に見られるのが恥ずかしくて、どうにかしなくてはと思いました。
また、イライラや不安感などの精神的な症状も気になっていました。ささいなことですぐに怒りだし、落ち込みやすくなりました。仕事や家事も手につかず、毎日が憂うつでした。今までと何かが違うと感じ不安になってきたのです。
婦人科を受診して、更年期障害と診断されました。先生からの説明によると、更年期障害とは閉経前後のホルモンバランスの乱れによって起こる、さまざまな症状の総称。「ホルモン補充療法や漢方薬などの治療で、症状を改善することができます」とのことでした。
私の場合、ホルモン補充療法かと思いきや、医師からはホットフラッシュや寝汗を抑える薬と、気持ちを穏やかにする漢方を一緒に使うことをすすめられました。
服用後、ホットフラッシュやイライラなどの症状が改善してきました。顔が赤くなったり、汗が出たりすることも随分少なくなり、周りの人に見られても気にならなくなりました。仕事や家事も以前のようにできるまで改善しつつあります。
漢方薬の効果か、精神的な症状も改善してきました。怒りやすさがなくなり、落ち込みも軽減しました。
更年期症状の悩みがありつつも、医療機関を受診しない人がわりと多いということがメディアで報道されていました。私もその1人でした。しかし、思い切って婦人科を受診して、正しい診断を受け、治療を受けることで、症状が改善し、生活の質が向上しました。更年期症状は多岐に渡り、ドクターショッピング(医療機関を渡り歩いたり、同時に受診したりすること)になるケースもあるそうなので、気になる症状があれば我慢せずに婦人科を受診して症状を相談するのがよいと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
【駒形先生からのアドバイス】
動悸、頭痛、太りやすいなど症状によっては重大な病気が隠れてることもあるため、必ずしも一番に婦人科の受診が良いとも言い切れません。まずは内科などを受診した上で、症状が回復しないときなどは婦人科を受診してください。
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