「何これ…」いつの間にか「浮き輪肉」が!?しばらく体重計に乗らなかった結果【体験談】
なんでもおいしく食べていたら、いつの間にか大きめのズボンしかはけなくなったことに気付いた私。体重計にしばらく乗っていないなと、久しぶりに乗ってみると驚き …
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40歳で離婚してから、あまり意識していなかった「美」を意識するように。もう一度、異性の目に美しく映りたいという思いからです。ある日、テレビを見ていて私より20歳以上年上の女優さんがとても美しく見えることに気付きました。それは姿勢の美しさによるものでした。以来、私も美しい姿勢をキープすべく、毎朝のストレッチと正しい姿勢を心がけることを習慣化。すると体形も変わってきました。
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30代は母親業に忙しく、ノーメイクでリップを塗るだけの生活。夏は紫外線も気にせず日焼けして、肌はボロボロ。そんな私でしたが、30代ももう終わりというある日、1枚の写真に衝撃を受けました。やや猫背で肩の辺りは丸く、Tシャツの下には下着の食い込んだ背中の肉が透けて見えます。写真に写っているその醜い後ろ姿はまぎれもなく私でした。
明日にでもなんとかしたかった私は、無理な食事制限や糖質の吸収を助けるお茶などを試してみましたがすぐに挫折。結局冬が来て、「洋服で隠れるからいいかぁ」と流してしまったのでした。
それが本気で“美”を意識することになったのは、離婚がきっかけ。異性の目を気にするようになった40歳のころです。きれいになりたかった! また恋愛もしたかった! 45歳までには絶対に彼氏を作ってやる! 恥ずかしながらこれが正直な動機でした。
ちょうどそのころテレビで、私よりだいぶ年上の女優さんを見ました。歩き方や立ち姿全体が美しいのです。そこで気付いたのが、ほどよく筋肉が付いていて姿勢がきれいと言うことでした。私は目指すべき理想の美が見つかったような気がして、常に「正しい姿勢」を意識するようになりました。また今までのラクする生活を改め、姿勢を意識して歩きました。
その後、再婚し妊娠。流産経験もあったため安静を心がけていましたが、無事に43歳の誕生日目前で3人目を出産。すると下腹部はたるみ、乳房は垂れ、老眼に白髪と、老化がこれでもかと押し寄せてきました。そんな私を支えてくれたのは、やはりあの美しい女優さんの姿。肌のハリは取り戻せなくても「姿勢」は意識次第で美しくできる。そう信じて前を向きました。
自己流ですが、立ったままおなかを引っ込め、肛門に力を入れるように意識すると背筋が伸びます。鏡で姿勢をチェックし、台所でも公園でも、いつでも姿勢を正すようにしました。また、姿勢を意識することでうれしい副次的効果がありました。それは肩凝りや腰痛知らずなこと。子どもをよく抱っこしていた時期ですらまったく悩まされなかったのです!
正しい姿勢を意識すると同時に、呼吸を意識しながら毎朝ストレッチを続けています。肩凝りや腰痛知らずなのは、フィットネストレーナーの友人に教えてもらったこのストレッチのおかげかもしれません。
【ストレッチの方法】
①あお向けになり、つま先を伸ばし、両手を合わせて頭の上で伸ばす。
②背中全体が床から離れないように意識し、大きく息を吸って、ゆっくり息を吐きながらおなかを沈める。(腹筋に効くようです)
③手の指先とつま先を上下に引っ張られるように伸ばしながら、おしりを支点に骨盤を左右に10回程度ゆらゆらさせる。
このストレッチで背骨が真っすぐに正しい位置に戻っていく感覚になります。あお向けのまま、腕を左右交互に頭の上まで伸ばし、脇を張らせ手の甲で床をタッチする動き。両膝を立ててそろえたまま左右に倒して、脇腹を伸ばす動き。伸ばし終わったら、その都度ストレッチに戻って体勢を整え、他にもあちこち伸ばしています。
このストレッチを4年ほど続けて程良く筋肉も付いたせいか、背中がスッキリしてきて後ろ姿美人に近づいてきたような気がします。さらに健康診断で身長が2cmも伸びていてびっくりしました。少しずつですが、今も身長は伸び続けています。
48歳になる今でも、美しい姿勢を心がけたりストレッチをしたりと自分のペースで頑張っています。30代の最後に自分の写真を見てショックを受けてからもうすぐ10年。毎日コツコツと努力してきた結果が出てきたなぁと感じる日々です。
今では背中のお肉が取れてスッキリし、中高生の娘たちと洋服を共有することもあります。家族も増えた今、これからも美への意識を継続することで、すてきに年を重ねていけたらいいなと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。
イラスト/サトウユカ
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