「昔みたいに痩せない」更年期のダイエットで私が試したこととは【体験談】
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体重減のためにかかりつけ医から定期的に処方してもらっている薬、リベルサス。しかし、知らないうちに飲み方を誤っていて慌てました。正しい飲み方をしたことによるダイエット結果や副作用はどうなったのかをお話しします。
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現在、身長150cmで体重65kgになってしまっている私はダイエット目的で内科医に毎月1度通っていて、漢方薬とリベルサスを処方してもらい、これらの薬を欠かさず飲んでいます。処方されている薬は、リベルサス3mlと7ml、そして、漢方薬の抑肝散(ヨクカンサン)、加味逍遙散(カミショウヨウサン)です。
漢方薬は、もともと痩せるために加え、イライラなど更年期症状を抑えるために毎月処方してもらい毎日欠かさず飲んでいました。しかし、漢方薬だけでは体重が減らなかったため、リベルサスも服用することとなりました。
リベルサスは糖尿病にも使われる薬で、血糖値が高いときにすい臓からインスリンを出すようにする薬です。
リベルサスは朝のみ、3mlと7mlを交互に飲みます。そして、抑肝散は朝晩2回、加味逍遙散は朝昼晩の3回飲むよう言われ、指示どおりきちんと毎日飲んでいました。ここに、ウォーキングなどを取り入れつつ、体重減を目標にしているのですが、なかなか効きめが現れません。
かかりつけ医からも痩せないことが不思議と思われていたのですが、飲み方にコツがあったことを診療で教えてもらい、誤用が判明します。
リベルサスは、起床したタイミング、空腹時に服用し、もし、服用後に飲み物を飲むなら少なくとも服用後30分経過してからを守らなくてはいけませんでした。しかも、薬を飲むときの水も120ml未満と制限付き。私は、朝にリベルサスを服用し、他にも処方されている抑肝散、加味逍遙散の3種類の薬を服用するわけなので、自然と飲む水の量は多くなります。そして、起きてから朝食の支度をして子どもたちが起きる前に朝食を済ませたいので、30分以内にコーヒーやトーストを食べていた日もきっとあったはずです。
リベルサスは主治医によると内臓に負担がかかる人もいるとのことで、途中、服用するのをお休みしていたときもあり、その間に服用方法をきっと忘れてしまっていたのでしょう。効果がなかったかもしれない服用方法に、もったいないことをしていたと反省。
それからは、朝は少しだけ早起きしてリベルサスだけを服用し、30分のタイマーをかけてYouTubeで肩のストレッチをする時間を取るようにしました。30分のタイマーのアラームが鳴ったら、そこから漢方薬を服用し、朝食を食べるように変えたのです。
リベルサスの服用方法を変えてから、私にとって劇的な変化がありました。それは胃のムカムカが起こったことです。まるで妊娠中のつわりのようなちょっとした気持ち悪さがあり、食事をしているときも胃の気持ち悪さがあるため自然と食欲が落ち、食べる量が減っています。
今までになかった、胃のムカムカや少しの気持ち悪さ、それによる食欲の減退。この変化はあらかじめ医師から聞いていたので、そこまで心配せずに過ごせました。人によってはめまいなどの副作用もあると医師から聞いていて、低血糖になった場合は飴を用意してなめるなどすれば解消すると説明を受けました。私の場合は気持ち悪さだけで我慢できないほどでもありませんでした。
うれしいことに食欲が落ちて、食べる量も減り、体重は1週間で1kgも減りました。これまでウォーキングなどの運動をしても即効性はなかったのに驚きました。医師からも、この体重減のペースは問題ないと言われているので、継続して体重を落としていきたいです。
私は妊娠・出産で体重が増え、ダイエット開始。産後ダイエットに成功したものの、その後、何度もダイエット、リバウンドを繰り返しています。独身時代は痩せ型だったのですが、妊娠・出産を経て、ぽっちゃり体形に悩むようになってしまいました。現在はウォーキングなどの運動を取り入れても体重が減らず、かかりつけ医と二人三脚でダイエットをしているところです。
リベルサスの正しい飲み方を始めてから、食欲が落ちていることもあり今回のダイエットはうまくいくような気がしていて、期待しています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
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