- 2024.11.24
- ダイエット,
「美容と健康の大敵!?」ダイエット中に避けたい意外な飲料とは【医師解説】
美容・アンチエイジングの専門医である黒田あいみ先生によれば、ダイエット中にとるもので一番気を付けたいのは飲料とのこと。健康や美容に良い、ダイエットに良い …
ウーマンカレンダー woman calendar
ダイエットと聞いて最初に食事制限が浮かぶ人も多いと思いますが、更年期世代にとっては体調不良の原因になるなどリスクが高いものです。この世代には、特に必要な栄養素をしっかりとる質の良い食事や食べ方でダイエット効果を引き出すのが大切。産婦人科医の善方裕美先生にダイエット成功へ導く食事の方法を聞きました。
監修/善方 裕美 先生(よしかた産婦人科院長)
横浜市立大学産婦人科 客員准教授。日本産婦人科学会専門医。女性ヘルスケア専門医。日本骨粗しょう症学会認定医・評議員。約30年にわたって多くの悩める更年期女性と向き合い、更年期障害についてカウンセリング、HRT(ホルモン補充療法)、漢方薬、食事、運動、代替医療など多方面のアプローチで治療をおこなう。著書『最新版 だって更年期なんだもーん 治療編』(主婦の友社)。
★関連記事:「なかなか痩せなくなった…」更年期世代に適した基礎代謝を上げる4つの方法とは【ダイエット】
極端にカロリーや糖質を制限するダイエットは、更年期世代にとって体調悪化につながり、体の機能や免疫力を低下させる原因に。この世代は特にダイエットの食事の基本は3食をバランスよく食べることを心がけてほしいと思います。ただ、以前と比べ必要なカロリーは変わってきていますので、糖質の量を減らし、筋肉のもととなるたんぱく質をじょうずに摂取することで体重のコントロールをしていきましょう。
糖質量を減らすには白米を雑穀米に、うどんをそばに、菓子パンを全粒粉パンに変えることでも有効です。たんぱく質は肉や魚、大豆製品や卵、乳製品などからとります。特に大豆製品は、減少している女性ホルモンに似た働きをするフィトエストロゲン(エストロゲン様物質)が含まれるので更年期のおすすめの食材です。
また、40代以降から心配なのが体の酸化。呼吸によって取り込まれた酸素の一部がさまざまな成分と反応し活性酸素に変わり、活性酸素が必要以上に増えてしまい体の細胞に入り込むとたんぱく質、脂質が酸化(錆びる)し、細胞の動きが低下し老化や肥満が進むことがあります。
もともと体には活性酸素を毒性の低い物質に変え消去してくれる抗酸化酵素(SOD=スーパーオキシドディスムターゼ)を持っていますが、40代からその酵素も減っていきます。そのため意識的に抗酸化栄養素をとるようにするのが大切です。抗酸化栄養素とはベータカロテン、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、アスタキサンチンなどをいいます。
食べる順番もダイエット効果に影響があります。食事は食物繊維を最初にとると、糖や脂肪の吸収を緩やかにすることができるので実践してみましょう。
「食物繊維(野菜、きのこ、海藻類など)」→
「たんぱく質(肉・魚・大豆製品・卵など)」→
「炭水化物(米・パンなど)」→
「糖質(ジュース・ケーキなど)」という順番で食べるのが理想です。
また、血糖値が急激に上昇すると体に脂肪をため込みやすくなります。それを避けるためにもこの順番は有効です。よくかんで食べるのも糖の吸収を抑えることにつながります。
今までの食生活をガラッと変えるのは難しいですが、上記に挙げたものは比較的取り入れやすく、負担もあまり感じられないで済みそうです。習慣にできればだんだんと効果も出てきますので、ぜひすぐに始めてみませんか。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
取材・文/アキモトスズ
「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。
★関連記事:糖質制限ダイエットでめまい・立ちくらみ・無気力症状が!→遺伝子検査で驚きの事実が判明【体験談】
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
1日中パソコンの前で座っていたり、逆に立ちっぱなしだったりすると夕方には脚がパンパンに……。今やむくみを解消するアイテムとして定番の着圧ソックスですが、なんと100円ショップにもあ...
続きを読むダイエット中でも、友だちとの付き合いや気分転換にお酒を飲みたくなることはあるでしょう。我慢は長続きしませんし、楽しい時間や気分転換はプレ更年期、更年期世代にはダイエットよりも大切か...
続きを読むもともとは顔が小さく、人から小顔でいいねと言われていた私。ところが40代も後半に差しかかったある日、鏡を見てビックリ! 顎の下に肉が……それが二重顎に見えて少し目立っていました。シ...
続きを読む体形の中でも特に気になるのがぽっこりしたおなか。地道に腹筋を続けてはいますが、なかなかぺたんこのおなかにはなりません。そんなおなかにSIXPADを使うとどうなるのか? おなかがすっ...
続きを読む人生最後のダイエットと張り切って始めたものの、毎日の忙しさにかまけてフェードアウト……なんてことはありませんでしたか。忙しい40~50代のダイエットは効率的に、効果を感じられること...
続きを読む美容・アンチエイジングの専門医である黒田あいみ先生によれば、ダイエット中にとるもので一番気を付けたいのは飲料とのこと。健康や美容に良い、ダイエットに良い …
人生最後のダイエットと張り切って始めたものの、毎日の忙しさにかまけてフェードアウト……なんてことはありませんでしたか。忙しい40~50代のダイエットは効 …
物心ついたころから、食べることが大好きだった私。子どものころは少しぽっちゃりしていましたが、運動部に入っていたのでカロリーの消費も多かったです。そのため …
若いころから太めの割に胸は貧弱、ずんどうでO脚。中でも一番の悩みは、垂れたおしりでした。おしりに適度なボリュームがないと、ボトムスをきれいにはきこなせま …
脚を少しでも細くしたい!と思い、脚痩せに良いと思われることをいくつか試してみました。まだまだ理想の状態には程遠いものの、少しずつ成果が現れてきたように感 …
コロナ禍をきっかけに在宅勤務がスタート。運動不足が気になり、ダイエットやトレーニングに加え、筋力アップも目指して「ホエイプロテイン」というプロテインを飲 …
40代になった私は、それまで着ていた洋服のシルエットに違和感を覚えるように。さらに、久しぶりにはいたパンツが入らないことに衝撃を受けます。どうやら違和感 …
仕事に日常の家事、子育てなどで、30代はあっという間に過ぎ去ってしまう時期です。その間、「そんなに意識しなくても大きな体型変化などしなかった」「少し運動 …